あの日
あの瞬間
君が一番輝いていた
あの時
もう戻れないの?
君は夢を
捨ててしまったの?
みんな待ってるよ
君があの場所で
音と光の中に立つ日を
だから
もう一度、思い出して
君が追いかけてた物を
君が大切にしてた物を
君が諦めてしまった物を
信じているよ
君は必ず戻って来る
どんな辛い事が
あっても
笑顔に変えてくれる
あの場所に
ご飯を作ってくれて
ありがとう
掃除をしてくれて
ありがとう
叱ってくれて
ありがとう
優しくしてくれて
ありがとう
両手で抱えきれない
ほどのこの思い
ありがとうの
花束にして
あなたに届けたい
届くといいな
他に感謝の言葉
みつからないけど
来年も再来年も
ずっと言わせて下さい
ありがとうって
明日になったら
また喧嘩しようね
だから
今日だけは
ありがとう
あの日君が
泣きながら言った
「うわべだけの
優しさに
何の意味があるの?」
その言葉を
理解できるほど
僕はまだ大人に
成り切れて
いなかったんだ
過ちを
どんなに悔やんでも
消すことはできない
だけど何時か
僕にも解る時が
来るのかな
優しさの
本当の意味を