ご無沙汰しました。とうとう3月も最後の日になって、ようやくブログを更新する時間が作れました。3月は19日からベトナムに出張して、ハノイ、ホーチミン、ブンタウと３都市を回ってきました。今回は三宅社長も同行で、その他に９名の方が一緒に行く事になり、それぞれに目的が有りましたので、大変に忙しいスケジュールとなりました。出張報告は又の機会に追々ご紹介させて頂く事にします。

ホーチミン市ではベトナム国防省南部地区代表事務所を訪問し、代表のVu大佐と陸軍会社の方々とお会いし、色々とベトナムのビジネス情報についてお話を聞かせて頂きました。
三宅社長もVu大佐とは初対面でしたが、この日の夜の国防省主催の夕食会ではすっかりと打ち解けておられました。お互いに身振り手振りでの意思疎通でも、お酒が入れば問題なし。二人とも相当飲んでいましたよ。二人の後ろに移っている銅像は、ベトナム建国の父ホーチミンの像です。

ホーチミン市から海軍基地があるブンタウ市まではサイゴン川をスピードボートで90分ほど下って、海に出ます。そこは海軍基地もありますが、温泉やゴルフ場がたくさんあって、リゾートホテルが林立する、ベトナムでも有数のリゾートエリアです。

なにしろ気温は38度、木陰に入れば風は涼しいのですが、陽に当れば汗が噴出してくる暑さです。三宅社長と二人で、スピードボートの乗り場で出航を待っている間でも、日除けの下に入らないと耐えられない暑さです。

ベトナムの民族衣装「アオザイ」を着たベトナム美人が冷たい飲み物をサービスしてくれました。見た目にはベトナム人も日本人も殆ど見分けがつかないほど容貌が似ています。

三宅社長お気に入りのベトナム産のビール「サイゴンビヤァー」です。お酒が飲めない僕にはさっぱり分りませんが、とても美味しいビールだと、ビール党がこぞってお奨めするビールです。皆さんもベトナムに行かれたら是非このビールを楽しんでください。

ビールでベトナム料理を楽しむときには、是非ベトナムの香草が山盛りに盛られた香草サラダを一緒に召し上がってください。いくら食べ過ぎても、飲み過ぎても、翌日のお腹も気分もすっきりしていて、身体に良い事請け合いです。中でもお奨めは上の写真の「どくだみ」サラダです。市場に行けば山のように売っています。日本でもどくだみはたくさん自生していますから、勇気ある方は是非ご自宅で試してください。

さて、三宅社長が右手に持っているフルーツ、何だか分りますか。写真だけだとりんごのように見えますが、もっと柔らかくて、とても美味しいベトナム特産のフルーツです。俗称「おっぱいフルーツ」、ベトナム語では「ブースァ」、英語では「ミルクフルーツ」と呼ばれる大変珍しいフルーツです。何故この果物が「おっぱいフルーツ」とか「ミルクフルーツ」と呼ばれるるかと言うとですね、この果物は果皮がつるつるで滑らか、そしてこの果皮を柔らかく揉めば揉むほど中の果汁の甘味が増して美味しくなるのです。果汁はまるでミルクのように真っ白で、その甘さはマンゴーよりもあっさりしていて上品な気品のある甘さです。果肉も柔らかくてスプーンですくって食べると何とも言えない柔らかな舌触りで、更に甘くて美味しいのです。但しですよ、食べる前にちゃんと柔らかく揉みほぐしてあげないと、果汁も果肉も、少しえぐみがあって、あまり甘くありません。そんな事から俗称の「おっぱいフルーツ」と言う名前が付けられたと聞いております。もしこの果物にめぐり合えたら、いきなり食べないで、両手で柔らかく（力を入れすぎると、破れてしまいますから要注意）、女性のバストにタッチする感じで、痛くないようにしっかりと柔らかくなるまで揉んであげてから、召し上がって下さいね。普段からの練習がものを言いますよ。

ベトナムでしかこの「おっぱいフルーツ」には出会えませんが、市場に行けば山盛りで売っていて、5～6個で100円くらいで買えますから、是非挑戦してください。間違いなく大好きになる果物の1つです。

では又、次回をお楽しみに。

ベトナム（2010年3月）