前回のブログで、南那須の山荘で引退生活を送る94歳の父の事を書きました。その後、かなり回復をし、さすが94歳まで生き抜いた男の生命力は半端じゃないなと感心をしております。とは言いながら、まだまだ身体の動きが自由にならない部分も有りますので、毎週末南那須に通い、出来る限りの介護の世話をしております。しかし足腰が弱れば、全てが弱ってきますから、厳しく歩行訓練をさせたり、何事も自力で出来るように見守っております。

そこで気が付いたのですが、父の南那須の山荘は、30年前に建てられたのですが、全くバリアフリーになっていないのです。各部屋の出入り口には必ず段差があり、風呂にもトイレにも手すり等の補助具が設置されておらず、道路から玄関までにはコンクリートで5段の階段を上がらなければたどり着けず、手すりも有りません。これでは仮に車椅子を使いたくても、使えませんよね。父が30年前に引退をして山荘を建てた時には、全くその必要を考えなかったのだと思います。皆さんのご自宅はどうですか?考えてみれば、僕の大阪の自宅も、全くバリアフリーになっていないことに気が付きました。これから自宅を新築されたり、購入される事を考えている方は、必ず歳はとるのですから、充分考慮した方が良いのではないでしょうか。
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さて、先週末の南那須は朝起きたら、何と写真のように大雪でした。南那須は暖かいところで、めったに雪など降らないし、積もる事も殆ど無いのですが、10cmほどの積雪でした。
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春の雪ですから、水分をたくさん含んでいて、重たい雪でした。でも、久し振りの雪景色、周りの色を全て真っ白に覆って、とても幻想的でした。
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でも重たい雪を頭から載せられた庭の植木には、大変な負担で、重さに悲鳴を上げているように見えました。そこで庭に出て、植木の雪払いに取り組みましたが、水分が多くて、ベタッと葉にくっついているので、大変な重労働でした。

しばらく、週末介護の生活になりそうですが、これまで余り親孝行など出来なかったし、心配ばかり掛けてきた僕ですから、今度は頑張ってみます。