連休初日の4月29日、南那須の山荘に両親を訪ねました。今年はゴールデンウィークに街頭募金活動が予定されている為に、一日だけの親孝行です。この南那須も東日本大震災の被害を受けたところが多くあり、1人住まいの老人が倒壊した家の下敷きで亡くなったり、半壊の家があちこちにあり、道路もかなり陥没箇所がありました。幸いに両親の山荘は無事でしたが、墓地のお墓が墓石ごと倒れていて、両親は早く直さなければと焦っておりましたが、ボチボチ(墓地墓地)やれば良いと洒落飛ばしてきました。当分は入るお墓が壊れているんだから、行くところが無いぞ、元気で頑張れよって、励ましてきました。恒例の春の南那須の花便り。下の写真を楽しんで下さい。
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山荘の庭の蝦夷紫つつじは満開。
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母が植えた西洋石楠花も満開。
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父の丹精した梨も満開に花を付けて、今年は甘い梨がたくさん生りそうです。
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黒船つつじの大木は七分咲き。でも大輪のピンクの八重咲きは見事です。
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日本中の山に咲く山つつじも、オレンジの花が七分咲きでした。
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木の下に目をやれば、花ニラの白い星型の花が地面にびっしりと満開でした。
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その脇には碇草が満開を過ぎて、もう種を結び始めていました。
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藤棚には藤の花が、今にも開きそうな大きな蕾を膨らませていました。
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この花が何か分る人は、かなり山野草に詳しい人です。秋になると紫の大きな実を付けるアケビの花です。
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そして見つけましたよ。山荘の庭のあちこちに群生する山菜の「こごみ」。この伸びだした芽の先端のくるっと巻いているところを採って、食べるのです。袋に一杯採って、母に料理してもらいました。簡単に茹でてゴマ味噌和え、それから天ぷらにしていただきました。アクが少なくて、山菜特有の苦味が無いので、誰でも美味しくいただけます。春の恵み、あのような未曾有の災害があっても、自然の恵みは変わらずに私達を慰めてくれます。

今年はたった1泊の南那須でした。いつも行く町営の温泉が、地震の被害で営業しておらず、両親の山荘から車で20分ほどの、喜連川温泉の元湯に行ってきました。日本三大美肌の湯として有名なんだそうですよ。ちなみに他の二つはと言うと、島根県の斐乃上(ひのかみ)温泉、佐賀県の嬉野(うれしの)温泉だそうです。女性の方は是非、美肌効果の高い、この三つの温泉に行って見て下さい。