いつ終息するともしれない、福島第一原発の震災・津波による事故の復旧作業。東電や政府発表、原子力保安院の発表をテレビや新聞で見聞きしても何が問題で、何が安全なのか皆目分りません。原発から200km離れた東京にいても、安全なのか、危険なのか。多くの外国人が東京から姿を消しました。逃げるが勝ちと故国に帰国をした外国人が成田空港から次々と飛び立って行きました。デマや憶測で不安感を煽るのは最も良くない事ですが、東電や政府の発表が曖昧すぎて、何を基準に身の安全を計れば良いか判断できない事に問題が有るように思います。政府は、最悪のシナリオをはっきりと示すべきだと思います。安全確保に全力で取り組むが、もし失敗した場合、最悪の事態としてはこのようになると明示して、その場合の被害の及ぶ範囲、到達時間、市民の行動原則を明示してくれれば、我々はそれに対処する行動様式を自ら立てることができます。最悪シナリオを発表した場合のパニックを恐れているのでしょうが、正確な情報こそ、パニックを避ける最善の手段だと思いますが、皆さんはどう思いますか。下の一連の写真は、フランスの原子力関連の専門家が入手した映像を、友人が送ってくれたものです。日本の新聞やテレビでは見られなかった写真が、フランス経由で届くと言うのも不思議な話です。爆発の生々しさがひしひしと伝わってくる写真です。
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爆発の規模の大きさが分りますよね。
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危険を顧みずに必死で働く人達。頭が下がりますよね。
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瓦礫の山と化した敷地内。
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制御室の中も天井が落ちてめちゃくちゃです。
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電源が無い為に暗闇の中での点検作業。
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外部電源をつなぐ必死の作業。
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原発内部でガラクタの山を掻き分けての点検作業。
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黒煙をあげる原発。

東電の幹部の初期判断のミス、適切な指示と、適切な対処が迅速に行えないバックアップ設備の不備・不良。東電の責任は非常に重大です。想定外の規模の地震・津波であったなんて言い訳は聞きたくもありません。

今こそ、世界中の専門家の知恵と応援を借りて、全地球規模で対応すべき時だと思います。恥じも外聞もかなぐり捨てて、世界中に応援依頼を発信すべきです。

一日も早い終息を祈るばかりです。