初鰹と言えば、皆さんは５月頃のスーパーや魚屋さんに出回る近海の鰹を思い浮かべますよね。でも、僕は昨日、今年の初鰹を頂いてしまいました。和歌山県串本市にすむ友人の漁師さんが、前日に釣れた鰹をクール宅急便で送ってくれたのです。
まぁ、上の写真を見て下さい。サイズは体長91ｃｍ、重さ11ｋｇと言う巨大鰹です。鰹の前に写っているタバコのサイズと見比べて下さい。こんな大きな鰹は今まで見た事がありません。皆さんはどうですか？普通に鰹と言えばせいぜい40～50ｃｍ、5～6ｋｇと言うところが標準だと思うのですが、こんな巨大に育つ鰹もいるんですね。しかも２匹も送ってくれました。釣り人は長野寛治さん、串本を母港とする、頑固者の漁師さんです。串本沖の近海で釣れたものだそうです。早速にありがたく一匹を捌いて頂く事にしました。お刺身に、カルパッチョに、あらの煮付けと料理名人のY氏が調理をしてくれて、９人で頂きましたが、とても一度で食べきれるものでは有りませんでした。その美味しさはとても言葉に出来ません。口の中でとろけるような甘さと、もちもちした食感から「もち鰹」とも言うんだそうです。
とまぁ、僕らだけが初鰹を頂いたお話でした。
ではまた、次回のお話を楽しみに。