15日の日曜日は、朝一番のJALで羽田から阿蘇熊本空港へ飛びました。出迎えのUP代理店さんの車で八代市に移動。皆さん、九州はもう春真っ盛りですよ。沿道には満開の菜の花が黄色の絨毯を敷き、辛夷(こぶし)の花が満開、桜も咲いていますよ。八代市では午後からLEDの商品説明会、地元の議員さんやら、建設会社、電設会社等、たくさんのゲストさんが来てくださり、最新のLED情報に興味津々、地元のUP代理店さん手作りのアンペア計をセットしたデモキットで、従来の蛍光灯や白熱灯との消費電力の比較を見て、目が点になっていました。

夜は場所を変えて「水と健康」の講演会。こちらにも多くのゲストさんが来てくださり、IWANA浄水器のレンタル予約が直ぐに有ったりで、大いに盛り上がりました。継続こそ力なり、八代市ではほぼ一年続いている講演会ですが、大きな成果につながってきました。来月も講演会の開催が決まり、また来る事になりました。

さて、今日16日は新八代駅から九州新幹線で佐賀県鳥栖市に移動、鳥栖から更に長崎行きの特急に乗り継いで長崎市に向かいました。鳥栖を発車すると直ぐ右手に見えてくるのが吉野ヶ里遺跡、人類の歴史の長さを考えているうちに、列車が長崎県に入ると今度は島原から諫早湾に至る美しい海岸線が左手に見えてきます。海の向こう側には雲仙普賢岳が雄大な姿を見せてくれます。噴火のときの火砕流で多くの人命を奪った恐ろしい山というイメージですが、車窓に見える雲仙普賢岳はあくまで静かに悠然と聳え立ち、人間の卑小さと大自然の強大な力との差を実感させてくれました。次に見えてくるのが、人間の自然に対する傲慢さを象徴する、諫早湾を真っ二つに切り裂く、あの長大な関門。後世の人に人間の愚かさを知らせるための巨大なモニュメントのように感じるのは、僕の考えすぎでしょうか。そんな感慨に耽っている内に、終着駅長崎に到着。この街も、人間が作った恐ろしく、そして愚かな兵器、原子爆弾の実験場となった悲しい街です。

さて、気持ちを切り替えて、午後から長崎のUP代理店の皆さんのLEDの営業支援、夜はUP代理店さんの経営するレストラン「ボンファン」で食事をしながらのミーティング。LEDの営業戦略、ソフトバンクモバイルの営業戦略、そしてIWANA浄水器の普及戦略と話題沸騰、時の経つのを忘れました。4月の予定も決まり、来月は講演と営業支援のセットで二日間長崎で応援をすることになりました。しかし会議中でありながら、久し振りの山口シェフが腕を振るった料理の美味しさに、一番喜んでいたのは僕。人間は美味しいものを食べている時に一番幸せを感じてしまうのです。午前中の様々な感慨も、美味しい料理でどこかに吹き飛んでしまうのですから、我ながらどうしようもないなと反省しきり、でもこれから幸せにベッドで休ませていただきます。おやすみなさい。