またうろついていた。
そしたら、また教室内にいるあの人と目があった。いつもと同じ。通り過ぎるだけ。
また通り過ぎる。
そしたら、今度は引き止められた。名前を呼ばれた。
振り返る。あの人は着物を着ていた。
あなたはここら辺でウロウロしてるね、
って言われたから素直に頷いて謝った
もうダメだってわかってるのに、本当に話しかけたいのに、話しかけれなくてうじうじしてしまう。ストーカーみたいになってしまってますよね、って。
そしたらあの人は、そうか、そうだよね
って言って優しくしてくれて
これからは話しかけていいんだよって
言ってくれた。
うれしくてふわふわしてた。
優しくてしあわせだった。
現実ではもうありえないお話だけれど