僕が初めてちゃんと履歴書を持参して、面接をしてアルバイトを始めたのは大学1年生の11月終わり。

 

なんとなくバイトをするだけは嫌だったので何か自分の将来の投資になることがしたい!と思い国家資格とトレーナーの資格を取れる大学にいたのでトレーナーという繋がりからスポーツクラブのアルバイトに応募した。

緊張しながらも方向音痴も活かし駅から徒歩3分もしないジムを見つけられなかった。

30分程早く駅周辺にはついていたのでのんびり散策した。

 

僕の思うジムは戸建ての「ここがジムですよーー」といったイメージだったので建物の中に存在するタイプは初めてで見つけられなかった。

google先生を頼りに歩いているとジムが2階にあるということに気がついた。

今思うとこの時点で下調べ不足なのが明白であった。面接の準備なんてしていなかったのによく受かったものだ...

 

そんなこんなで面接を終え、よくある1週間以内に連絡があれば合格みたいな形かと思えば夜勤が急遽辞め人手不足...当日に合格を言い渡されスポーツクラブのアルバイトが始まった。

 

合計5年ちょっとアルバイトして他の部署の上司や支配人、副支配人は3人くらい変わっている中、僕らの上司は1度も変わらなかった。

今思えばこれが僕にとってなかなかの岐路だったのかもしれない。

 

なぜかって?当時は何もわからない、いや、わかろうとしなかったのでその上司が優秀であることをなんで優秀なのか全くわからなかったからだ。

その後、就職をしたジムのオーナーはダメダメだった。そして次のお店のリーダーはダメだった。違う店舗にお世話になっていた時のリーダーはなかなか優秀だった。

 

最初のアルバイトの上司がかなりいい当たりくじだったせいでそれ以外の人がダメダメに見えてしまう現象が起きたのだ。

 

人によって何が良いか悪いかは違うと思うが僕は良くも悪くも支配人や副支配人、数名のリーダーが店舗の空気を作っていると思う。特によく関わるリーダーの存在でチームのムードも変わる。

 

僕の中では「良い人材を育てるのが上手い人」っていうのがいいリーダー像である。

それは良い人材が育つということは良い環境に、いい人柄、適切な距離感があるからだと感じる。