こんにちは、MGRAスタッフのコマです。
今回は西洋絵画と写真についての講義でした。
MGRAでは今まで主に機材やコミュニケーションについての講義が多かったのでこのようなテーマは新鮮斬新!
実際どんな内容だったかを超簡潔にまとめると、
今では当たり前の表現として確立しているものは歴史の中で天才たちが築き上げてきた叡智の結晶だよって感じです。
例えばポージングです。
今ではポージングの教科書の1ページ目に書いてあるような「重心を傾ける」や「捻る」なども昔は概念として存在していなかったようです。
古い彫刻や壁画を見るとだいたい直立不動で立っています。
普通の人には人間はこのように見えていたんだと思います。
そこで天才が「いやいやいや、人間はもっと傾いて立ってるでしょ」と気付き表現として取り入れました。
人間って概念として提供されたものしか認知できないんですよね。
この例えが正しいかわかりませんが、
有名な話で、虹の色の数が地域によって違うというものがあります。その感覚に近いと思います。
日本人は大体の人が7色で、他の地域だと少なかったり多かったり。
もしかしたら100色に見える人もいるかも知れなくて、その人に教えてもらえればまぁ確かに100色に見えなくもないってなことになるかもしれない。
ただ、全員が7色だと思っている中で100色に見える人は稀でそれを定着させるための努力は途方も無いものだと思います。
その天才たちの努力を垣間見ることができました。
ポージング意外にも色使いや構図などもこのような発見の積み重ねによって今があります。
今回の講義は、普段見ている写真関連の雑誌やサイトからはなかなか得られない情報が満載でした!!
さて、今回はこのあたりで失礼します。
次回のレポートでもよろしくお願いします!
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