明日の広告
ずいぶん前に発売されて、ブログでもずいぶんと紹介されていたので読んでみたかったのですが、
読む機会がありましたので読むことができました。
広告業界に身を置いている筆者が、未来すぎない明日くらいであれば業界がどんな状況かを伝えることができるということで書いた本です。
これ、
いいです。
商売をやってる人だったら読んで損はないと思います。
物売るためには買ってもらうための物の紹介は必要ですもんね。
自分は、大きなくくりで言えば一応広告に携わっている者です。
ただし、広告というくくりの中のホントに一部分の求人広告という領域です。
ですので、広告について書いてる人のブログは勉強になることばかりでいつも楽しく拝見させてもらっているのですが、自分が無知すぎて正直話についていけない部分もありました。
この本のおかげで、自分みたいなほぼ蚊帳の外である人間でもわからなかった点達が線となりつながりました。
例えば、本の中にある
広告とはラブレター。
渡したい相手を待ち伏せして気持ちを込めたものを渡すものである。
という概念は非常にうまい例えだと思いました。
すんなりと入ってきます。
筆者いわく、昔はラブレター自体がめずらしかったし、
渡したい人の行動範囲が狭かったのでいわゆるテレビ、新聞、雑誌、ラジオという4大メディアというもので待ち伏せすれば良かった。
言うならば、行動範囲の狭くてモテない人にラブレターを渡すだけでゴールインできちゃう状態ですね。
しかし最近は、昔に比べてラブレター自体が飽きられてるし、
技術の進歩によりネットを見たり、アイポッドを聞いたり、ゲームしたり、人の時間の使い方がかなり多様化しているから待ち伏せポイントが多くなり、
そのおかげでゴールインできる難易度が上がっているとのことです。
段々チヤホヤされていて、しかもアクティブな人を落とさないといけないってことですね。
ここまでの流れはなんとなく知ってました。
さらにネットにより個人の全国発信が可能になってラブレターを渡した人自体、内容が大勢に吟味される時代になった。(口コミサイト、ブログ等のこと)
なるほどっ。
この例えを読んで、ボンヤリと感覚で理解してたことがハッキリ整理されました。
ブログ等による個人発信ができる時代において口コミの力がやっと意味を持ち始めたってことなんですね。
確かに。。。
何か買う時、自分も価格コムとかヤフー知恵袋とかめっちゃ活用しますもん。
特にネット上でのビジネスモデルの戦略を考える上で口コミは絶対無視できませんね。
うまく運営されてるサイトはAISASの要素を含んでるという話を聞いたことがあります。
AISASのshareの重要性と口コミの重要性、非常にリンクします。
自分が感じたことは誰もが知っている常識的な事で陳腐な書評になってしまってたら筆者に申し訳ないのですが、他にももっと高度な事も書いてありますのできっと気づきがあるはずです。
|
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書)
佐藤 尚之 アスキー 2008-01-10 売り上げランキング : 707 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
