母がクモ膜下出血になりまして。その6


2012年6月13日


<前回のコメント返し>
今は何でも食べて良いそうです。
特に食事制限はありません。
しかし、もともとバセドウ病なので海草類はあまりたくさん食べることが出来ません。


* * *

今日は学校の終礼が長引いた。
先生が関係のない話をながながとする。

帰りたい。帰りたい。

そればかりが頭をめぐる。


無駄に焦っている気もする。
最近余裕がない。

ぼーっとする時間もなく、あきらかに授業中ぼーっとする時間が増えている。
ため息を、知らず知らずについていることに気づいた。

もうすぐ終末。土日で少し回復しようと思う。


急ぎ足で病院へ向かう。
母は医者と話しており、起きていた。
顔の腫れは大分引いており、ほぼいつもの顔に戻りつつあった。

医者:「今日は何月ですかー?」
母:「うーん、うーん。。。。。3月?」

医者:「今日は何日ですか?」
母:「・・・・・・・21日?」

医者:「何曜日でしょうか!」
母:「・・・・・・・水曜日」

曜日は毎日自分が、「今日は火曜日、明日水曜日にまたくるからね」
と言っていたからか、正解した。
術後から感じていたことだが、
考えるということに、少し時間がかかるようだ。


ちなみに、母が答えた3月21日は、祖母の命日である。


医者に聞くと、「今が山場」だそうだ。
やはり血管れん縮の危惧をしていた。
血管れん縮が起こった場合、第一の症状としては
手足などが動かなくなるそうだ。
母に聞くと、左目のまぶたが開きづらいそうだ。
頑張ればあけることもできなくはないが、どうしても細目程度になる。
母に血管れん縮が起こりやすいことを伝え(3回目???)
あまりにも動かない場合は看護師にいう事と、何度も言った。

病院のゴハンが美味しくない、というので何が食べたいか聞いてみた。
そうすると首をひねって考えるばかりで、答えは一向に出てこなかった。
しかし、明日は何か買って、もって行こうかと考えた。
今は少しでも食べて、栄養素吸収してほしい。
病院食は飽きたのか、すこしずつゴハンを残していっている。

母は動くことが億劫なのか、
動きが緩慢で、倒れる前のキビキビした感じは今はみられない。


明日学校で実習のオリエンテーリングがある。

今日は早く寝よう。
明日は5時起きだ。