更年期障害についてまとめてみました。

 

大塚製薬 女性の健康ヘルスリテラシー調査

               女性の健康に関する調査対象者:

               全国の日本人女性、35-59歳、約2,400名/実施時期:2021年

上記調査でわかったことは

 

「婦人科検診を定期的に受診している人」や「かかりつけ婦人科医を持っている人」が驚くほど少ないことが明らかになった

 

女性の健康の守り神と言われる「女性ホルモン」に関する知識がある人は非常に少ないという事が分かりました。

 

また、この女性ホルモンに関する知識の有無は、健康のための“行動に移しているか” ということに関係しているという事実も見えてきました。

 

女性を取り巻く環境が「女性の健康に知識・理解がある」と答えた人の割合は2割しかおらず、多くの女性が「自分の健康について分かってもらえていない」と感じながら生活を送っているという結果に。

 

一般的なセルフケア(食生活・運動・サプリメント利用等)や婦人科を中心とする医療機関の利用による健康管理と、生活への満足度や仕事・家事におけるパフォーマンスの間には密接な関係があることが明らかに。

 

ヘルスリテラシーの高い人は仕事のパフォーマンスも高いという結論です。

 

 

2021年11月5日のNHKニュースでは

“更年期ロス” 100万人の衝撃 離職による経済損失 年間6300億円

と報道されています

 

 

働く女性の心とからだの応援サイト 厚生労働省

 
 
更年期障害のイメージは
イライラ、ほてり、発汗、ホットフラッシュ、のぼせ、情緒不安定、気分の落ち込みなどをイメージしますが、
実際に感じる症状は
疲れやすさ、肩こり、気分の落ち込み、発汗、倦怠感、イライラ、不眠
等と実態とはギャップがあります。
 
このことを頭の片隅に置いて診療に当たりたいと思います。