出産後に退院した日から、こんな体で育児なんてできるんだろうかと不安に思うほどしんどかったんです。少し歩けば足はむくんでパンパン、体は思うように動かないしだるい。夜になると咳が出始めて、横になると息ができず、ほとんど眠れないまま朝を迎えました。
しばらく様子をみていましたがやはり良くならないので出産した産婦人科を受診すると、即救急車で大学病院へ。当直の産婦人科の先生は「産褥性心筋症」と診断。心臓病のなかった女性が妊娠・出産に際し、突然、心機能が低下し、心不全を発症する疾患で、日本では2万出産に1人(35~39歳に限り1万出産に1人)が発症するそうです。このタイミングで病院に来ていなかったら死んでもおかしくなかったと言われました。
その日に緊急手術で大動脈からバルーンを入れて治療を開始。バルーンが心臓の血液を押し出す機能を助けてくれるのですぐに楽になったのを覚えています。
ICUから一般病棟に移動になった時、ベッドから車イスに移ることさえ困難な痩せ細った自分の足を見て涙が出ました。本当は切迫早産で2か月入院している間にこれだけ筋力がなくなっていたんだろうけど、全身のむくみで気づかなかったんだな。出産前に単に体重が増えたと思ってたけど、ICUにいる間に9キロ痩せるほど全身には水分が溜まってました。
現在は日常生活には支障がないくらいまで回復し、筋力不足で体のあちこちが痛いもののなんとか子育てしています(⌒-⌒; )
思い返せばあれがよくなかったかなと思うことがいくつかあります。
・咳が出る(風邪と勘違いしていた)
・息苦しい
・全身のむくみ(妊婦なのでよく
あることだと思っていた)
・尿が出にくい(お産で切開した傷が痛くて出にくいと思っていた)
このような思い込みが危険な状態を招くことになりますので妊娠されている方、産後間もない方でこんな症状があればすぐに病院に行って下さいね。