みなさん
こんにちわ
ジェラルドのブログが更新されました
以下、訳になります
「過去は関係ない、5年前のことは関係ないんだ、
大事なのはステージにいる友達だけ、そして今夜どうやるかだ。
それが永遠に残るんだ」
レディングとリーズ――
フランクがこう言ったのは、レディングでステージの
照明を落とす直前のことだった。
グループハグをして、ほとんど真っ暗な中で。
言い回しは違ったかもしれないけど、僕にはこう聞こえていた。
もしかしたらもっと詩的な言葉だったかもしれない、
でもフランクは単刀直入にはっきり言える才能があるんだ。
僕はフランクのそういうところが大好きだから。
そして僕達はすごくはっきりしていた。
僕達のレディングでの経験は、
よく誤解されてきた。それについて書く人によって、
“修正的”な見方をされてきた。「2006年は大成功だった!」とか、
「2006年は悪夢だった!」とか。確かにセンセーショナルだったけど、
僕にとっては、単に話すのが退屈なことだった。
それとも退屈だと思うことで、恐怖を隠していたのか?
それが何だったとしても、[
まさにそれが生死を賭けたロックンロール・ショウをやる秘訣だった。
僕達はそれが得意みたいだ。
だって、マイ・ケミカル・ロマンスって、クールになろうとしたことは
一度もないんだから。僕達は誰かに何かを与えられるより、
自分の意志で取りに行きたかった。
何より自分達自身でありたかったし、
ファンのみんなにもそうあってほしかった。
だからこそ、僕達は困難に立ち向かってこれたし、
それがすごくうまくできるようになっていったんだ。
だから今回レディングのヘッドライナーの話が来たとき、
どれだけ僕が怖がって、気が引けて、
被害妄想に陥って、吐きそうになって、
恐怖におびえたとしても、関係なかった。
僕達はやるしかなかった。
実際、お互いにおめでとうって言ったんだ。
自分達のため――
僕がステージに上がった理由はそれだけだった。
バンドのメンバー全員、信じてくれてきたキッズ全員、
僕達みんなのために。
そして僕はみんなが笑顔になっていたことを絶対に忘れないよ。
そこが一番よかった。
だからこうしてお礼を言いたかったんだ。
最高の夜にしてくれたオーディエンスのみんな、
そして一生懸命働いてくれたクルーのみんな、そして、
僕達にインスピレーションと勇気と、
ステージで共演するという栄誉を与えてくれたブライアン・メイに感謝しています。
レディングとリーズは人生最高のショウだった。以上。
いつかまたやろうね。
そのほかのニュースと噂について:
最近言ったことが、誤解されてると気付いたんだ。
特に、『デンジャー・デイズ』に僕達が満足してないっていうような。
『デンジャー・デイズ』は最高のアルバムで、気に入ってるし、
僕が一番誇りに思っている作品でもある。
いろんなインタヴューから発言を抜き出して、
別のニュースを作り上げるのはすごく簡単だ。
僕が『デンジャー・デイズ』じゃない、
“お蔵入りした”とか“失われた”とかいうアルバムについて話していたり、
それから“新しい”アルバムについて話している記事も目にした。
それは、自分の色を表現して、髪をめちゃくちゃにして、
自分のアートの才能を信じて、太陽に光線銃を向けて、
バンドの味方になってくれたファンのみんなを傷付けることになる。
僕達はこのアルバムにすべてを注いだし、ファンだってそうだった。
僕達はそのことを決して忘れない。
それに、まだ終わってはいないんだ。
これからエキサイティングなニュースが待ってるから――
“新作”について:
僕はこの話題に関してはすごく用心深くしてきた。
僕が認めたのは、曲を書いているということだけだ。
人の前で演奏したい曲を書くのは、バンドにとって当然だと思うから。
次の新作までまた5年かかると思うかって? それは違う。
でもいつになるのかは言えないんだ。
これまで3年間そうしようとしてきて、
それは健全なことじゃなかったから。
これまでもずっとやってきたことをやるだけだよ。
つまり、探し求めるってこと。
暗闇の中を、僕ら4人だけで、そして何かを見つけて戻ってくる。
新しいアートを。新しい見方を。新しいサウンドを。
でも、僕達が次にやろうとすることを
楽しみにしてくれることには心から感謝しているし、本当に嬉しいんだ。
だからひとつはっきりさせると――
曲ができる予感がするよ・・・
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