今年もやって来ました…
この凍えるような寒さ。
そんな気温とは裏腹に
街はあったかムード。
みんなが幸せそうな
この季節。
キンと冷えた空気に
息の白さなのか、タバコの煙
なのか区別の出来ない白い物を
吐き出しながら
凍えて震える右手の指先に
タバコを挟みながら
もう片方の手には携帯を握る。
寒さで感覚のない
頬が緩むのは
彼と電話しているから。
昔はそんな真夜中に
バッチリとオシャレして
都会に向かった。
実家から駅までの長くて
暗い静かな夜道を一歩一歩。
今は愛する私の家族の元へ
私は歩く。
一歩一歩。
実家から駅までの道のりも
寒さや真夜中の静けさも
変わらないけど
全くオシャレとは程遠い
ラフな服装と向かうべき
場所はもうあの頃とは違う。
少し寂しいような
気もするけど
あの頃の何千倍も
今は幸せ
こんな生活をきっとあの頃の
私も望んでいたはずだから。
今日の夕飯は何に
しようかな?