夏の眩しい日差しに照らされた


目を細めて見上げる空に


君の陽炎が鮮やかに映る




真夜中のメールの着信音


君だけのメロディ



開いたメールに綴られた君からの別れの言葉




何も変わらない日常


君の困惑した感情が私の心に伝わってくる




ただ、好きなだけなのに

ただ、愛しいだけなのに



どうして突然?


ううん、どこかで気付いてた



君が何かに迷っているコト

君が苦しそうなコト



君が出したひとりぼっちの決断



溜息返す私


どう答えたら良いのだろう


笑って頷こうか

泣いて縋ろうか



途切れ途切れに聴こえる君の声


か細くて弱々しくて

今にも消えそうな君の声に

何も言えなくて



好きだから、自由にしてあげる

大切だから、手放す



そう決めても


どうしてだろう

君の顔を見ると

君の声を聴くと

君の仕草を見つめると



私の心が

私の意思が

私の決断が


揺れてしまう



あと少しで良い

君の傍にいたいと願ってしまう



君を抱きしめたくなる

君の匂いが私を包む

君の吐息や温もり


全てが私の身体を駆け巡る




今も私は君に言えないまま


少しでも傍にいたいから



さよならを伝えられないまま


君を見つめてる