そして、ギイが話し始めた

「そこに置いある物は全部、お前が使ってた・・・

なぁ、戻ってきてくれたんだろう❗️オレの所に

もう何処にも行くな❗️オレを1人りにするな、2度と1人りに・・・・・・」


「落ち着け、ギイ❗️人違いだアイツはもう居ないんだ❗️似ているが別人だ❗️

頼むから現実を受け入れて前に進んでくれ

以前のお前に戻ってくれ❗️ギイ、頼むから・・・」

それから赤池くんは

「すまん、会ったばかりなのに変な所を見せてしまって、写真の人はギイの恋人で美山拓、2年前に事故でこの世を去った。

それからのヤツは見ての通り心ここに在らずの、抜け殻のようになってしまったんだ

そんな時、拓にそっくりなえ〜っと名前聞いてなかったな」


「僕は葉山タクミって言います。大学3年です」


「3年って、俺らと同級生じゃないか❗️今まで合わなかったのが不思議なくらいだ」

きっと、それを願っている人が居たから俺たちは出会わなかったんだろうな。


「赤池、何言ってんだよ❓拓が戻ってきたんだ

もっと喜べよ」


「だから、ここ居るのは美山拓じゃない❗️

葉山タクミ、全くの別人だ❗️」