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このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
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カウンセラーとして働く今
これだけは忘れてはいけないと
肝に銘じているものがあります。
≪答えは、クライエントが持っている≫
あなたがクライエントにとって
どんなに有効な『アプローチ』をしても
あなた自身、満足なセッションができたとしても
クライエントが違和感を持ったのならば
それは、そのクライエントにとっては
効果的なセッションではないのです。
養成講座受講時のことです。
技法を覚えることに必死になっていた時
「あ~この質問、ズレていたかも」
「もっと違うアプローチをしていたら、クライエントは何か気づいたかもしれない」
「今日のセッション、我ながらよかったな」
セッションが終わるたび、自己評価。
実習が終わった後、振り返りは自己評価のオンパレードでした。
そんな時、指導者の方が静かに話し始めました。
「セッションは、あなたのためにあるものじゃない」
「あなたがよかったと思っても、そのクライエントが違和感を持ったら、セッションは失敗」
「あなたがダメだと思っても、そのクライエントがセッションを受けてよかったと思ったら、効果的なセッションだったということ」
「そのセッションの答えは、あなたが決める1つではない。クライエント1人1人によって正解にも不正解にもなる」
そして、トドメの一言。
「あなたの自己陶酔セッションなんて、クライエントは求めてい・ま・せ・ん」
ショックでした。
同時に、腹立たしかった。
「自己評価して、何が悪い」
24歳のわたしは、とにかく不機嫌で
イライラしながら指導者を睨み続けていました。
(いま思うと、ホント、大人げない)
振り返り終了間際、最後に指導者の方が
わたしに向かってこう言いました。
「自己評価をすることが悪いんじゃない。むしろして当たり前」
「大事なのは、クライエントのためを想ったセッションをしてるかどうか」
「あなたに一番伝えたいこと・聴いてほしいこと、クライエントの『想い』を汲み取れている?」
動揺しました。
クライエントが一番伝えたいこと・聴いてほしいこと
全く出てきませんでした。
クライエントの『想い』を汲み取れていなかった。
技法に頭がいっぱいで
セッションの進め方ばかり考えていた。
結局、自分・自分・自分だったんです。
当時を振り返ると
この経験は、ホント、よかった。
この経験がなかったら
カウンセラーになれなかったかもしれない。
カウンセラーになれたとしても
『自己陶酔カウンセラー』として
結果が出ない原因を
クライエントの責任にしていたかもしれない。
なにより、今、カウンセラーmihoは
既に存在していないかもしれない。
そう実感しています。
そして、指導者の方が話してくれた言葉。
「あぁ、そういうことか!」
ストンと腑に落ちた出来事がありました。
そして、半年前・・・。
同じ状況を経験し
『セッション学』を綴るきっかけにもなりました。
次回の記事でお伝えしますね♡
miho
こちらも是非
宜しくお願いします♡
※いよいよ大統領選。
なぜだろう。
怖いなって思ってしまう。