*****************
このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
*****************
~『特徴』と『傾向』をつかむ関わり方~
“何とかこの間を埋めなきゃ!”
『沈黙』になるたび
“どうしよう、どうしよう・・・”って
焦っていました。
今思えば、急に静かになってしまう空間に
誰よりも耐えられなかったのは
わたし自身だった。
しかし、継続的セッションを
重ねていくうちに
『沈黙』の重要性と2つの意味に
気付くことができたのです。
1、クライエントが困っている時
セッション中、よく見られるのは
①あなたからの質問がきき取れなかった時
②質問の意味が分からない時
③質問に答えたくない(言いたくない)時
大きくこの3つに分かれます。
①と②は再度きくことができるクライエントもいます。
しかし、ひきこもりの方や話すことに苦手意識を持っている方は
あえて沈黙することで、あなたから話しかけてくれるのを待っている傾向があります。
③の場合、ほとんどの方が黙ってしまいます。
『沈黙』を通して、言いたくない!と無言の合図をあなたに示しているのです。
①、②、③の共通点は2つ。
・クライエントの困惑した『表情』
・あなたからの『質問』
クライエントの様子を観察してみて下さい。
目がキョロキョロしていたり、表情が曇り俯いていたら
“もしかしたら、困惑しているのかな?“
その可能性(仮説)を持ち、その後の方針を組み立てます。
2、クライエントが自分と向き合っている(内省している)時
この場合あなたからの『質問』を通して、クライエント自身振り返ることもあります。
(その時は、クライエントが変化するターニングポイントの可能性あり!)
しかし、『質問』だけではないんです。
あなたとのセッション、突然クライエントが沈黙になることもあるのです。
クライエントは、話しながら無意識のうちに
・自分の考えが整理されていく
・当時の心境(感情)を客観視していく
この2つが脳内で働きます。
そして、クライエントは
「あ、そういえば・・・」
まるで突然、何か閃いたかのように振り返り始めるのです。
小声で独り言を話すように振り返るクライエントもいれば
「あぁ・・・」といって腕を組み、天を仰ぐかのように考えるクライエントもいます。
大半の方は、イヤそうな表情はしておらず
真剣に自問自答している様子が伺えます。
最初から見極めることはできません。
1人1人表情は違いますし
『沈黙』になった途端
相談を受けている側は
焦ってしまうものです。
まずは、『1分』待ってみて下さい。
1分後も沈黙だった場合、あなたから
「今、何を考えていますか?」
と、尋ねてみる。
そうすると、クライエントは
今の心境を答えてくれます。
1分の沈黙ができるようになると
5分でも、10分でも
待つことができるようになります。
同時に、クライエントが
今どんな状況なのか
『表情』や『態度』を通して
分かるようになってきますよ♡
miho
こちらも是非
宜しくお願いします♡
※仙台に戻った瞬間
まず、思ったこと。
「片付けたい(>_<)」