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このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
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~『特徴』と『傾向』をつかむ関わり方~
養成講座で何より
恐れていたこと
それは、セッション中
的外れな『質問』をしてしまったら
どうしよう・・・
クライエントから
『違う』って否定されたら
どうしよう・・・
間違った『方針』で進めてしまったら
どうしよう・・・
それは、実技指導者インターン時も
同じように思っていました。
受講生の見本となる
セッションをしなければ・・・
そんなプレッシャーが
常に付きまとっていました。
しかし、カウンセラー1本で働き始めてから
その考えは一瞬でなくなりました。
なぜなら、クライエントから
もっともっと大切なことを
気づかせてもらったからです。
カウンセラー1本で働き始め
複数のクライエントを持つようになった頃・・・
未だわたしは
「完璧な応答をしなければならない」
そんな考えがありました。
そのため、応答はかなり慎重で
考えて考えて、考え抜いて
当時のわたしは言葉を発していました。
そんなある時でした。
考え抜いて応答した言葉に対して
Aクライエントは
「そうじゃなくて・・・」と言ったのです。
ショックでした。
Aクライエントの話は耳に入らず
カウンセラーとしての能力の至らなさに落ち込んでしまい
反省ばかりがわたしの頭をよぎりました。
そのまま次回の約束をしてセッション終了。
その後、次回セッションに向けた方針を立てようとしたとき
自分の至らなさばかり気を取られてしまい
Aクライエントがどんな応答をしていたのか
全く聴いていなかったのです。
そのため、次回セッションで何をするか
方針を立てることが出来ませんでした。
そして、2週間後・・・。
Aクライエントのセッションを迎えました。
“一瞬の恥だっ!”
そう思い、わたしはAクライエントに
こう言いました。
「前回この場面のわたしの応答で、あなたは、そうではなくて・・・と言いましたよね。その部分について、もう一度お伺いしてもよろしいですか?」
すると、Aクライエントは再度
わたしに経緯を話してくれました。
その時、ハッとしました。
≪常にクライエントと足並みを揃えること≫
間違えたっていいんだ。
その時は、ちゃんとクライエントが
答えを教えてくれるのだと・・・。
それ以降、わたしは
「わたしは、あなたの話を聴いてこのように捉えているのですが、間違ってたら言ってくださいね」
「今までの話しで、こう思ったんですが・・・」
など、前置きをした上で
自ら捉えているクライエントの状況を
伝えるようになりました。
完璧なセッションなんてありません。
カウンセラーも人間ですもの。
間違っても
クライエントが教えてくれる
『一瞬の恥』
間違うことを恐れ
クライエントの方針を見誤る
『一生の後悔』
すれ違っているかも・・・
いいんです!
そう思った瞬間が大事!
修正はいくらでもかけられますよ♡
miho
こちらも是非
宜しくお願いします♡
※mihoの今の気持ち。
ヨガに行きたくて
たまりません(>_<)