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このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
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~『特徴』と『傾向』をつかむ関わり方~
「何かしたい。
でも、何が向いているのかわからない」
クライエントが悩んでいる時
カウンセラーが使用する1つとして
『診断テスト』があります。
クライエントが向いている
仕事は何か知るための
『適職診断テスト』
クライエントがどんな人物なのか
性格傾向を知るための
『適正診断テスト』
などなど・・・。
カウンセラーはその診断をもとに
アプローチをかけ続けていく
・・・のは、大きな間違いです!
なぜなら、『診断テスト』は
あくまでもクライエントの傾向と価値観を知る
ツールの1つに過ぎないからです。
よく、女性のファッション雑誌に
「あなたに似合うファッションスタイルは?」
「どんな人が結婚相手に向いている?!」
タイプ別で分かる簡単なチェックリストがありますよね。
「あっ!当たってる!!」
そんな文面を見つけたら
どんどんのめり込みますし
「うーん、そうかなぁ?」
疑問に感じるとスルーしていく
まさに、これは
クライエントの心境なんです。
当てはまるものが1つでもあれば
「そうそうそう!」と共感し
当てはまる内容じゃなかったら
「えー、なんか違う」と興味をなくす。
人間、今までの経験を振り返り
思い当たるものがなければ
「違うよね」と自己判断を下すもの。
「違う」と伝えてくれる
クライエントも中にはいます。
しかし、大半のクライエントは
診断結果が違った場合
曇った表情や声のトーンの低さで
あなたに訴えてきます。
あえて言葉であなたに伝えるなら
「そうですね・・・」
その場を切り抜ける発言がヒント。
そんなクライエントのサインを見落とし
診断結果のデータだけを参考にして
セッションを進めていくのは
方針違いのアプローチを引き起こす
まさに、密なる『甘い罠』
いわゆる、JOKER
クライエントの『今』を見落とさないために
診断テストはあくまで
クライエントの興味・関心の1つに留めておくことが
今後の方向性(見立て)が定めやすくなります。
「そしたら『診断テスト』は
ある意味、一か八かの掛けじゃん!」
あなたにとっては
そう思うかもしれない。
しかし、クライエントにとって
自分の傾向がわかるというものは
想像以上に興味深いものなのです。
じゃぁ、クライエントのためだけに
『診断テスト』はあるものなのか・・・。
いいえ
そんなことはありません。
クライエント以上に
『診断テスト』の収穫を得られるのは
実は、カウンセラーなんです!
では、どこで収穫を得るのか・・・
次回の【Chapter.4】で
お伝えします。
miho
こちらも是非
宜しくお願いします♡
※最後の写真
プリザーブドフラワー
アレンジメントは
miho渾身の作品です(>_<)