無事生きていました。
癌ってこわいね。

友達に
鰻おごってもらえたのが一番嬉しかったな。

死ぬのかなって思ったら、昔、別れた人に急に会いたくなった。
別れて、それっきり7年も会ってないけど、元気にしてるかな?
もう結婚してるんだろうな。
って
でも、お別れくらい言いたいなって思った。
難しいよね。きっと。

それは唐突に、何の前触れもなく告げられた。時は遡ること8月8日。いつものようにシャワーで汗ばむ身体を流そうかと思案していた折、何の気なしにお風呂に入ろうというところから話が始まる。

さて、沐浴中、どうも身体の一部にしこりがある。はっ!と気づけば、不安に駆られる性分、人一倍チキンだ。
ともすれば、死に至る何かが私の身体を蝕んでいるのではないか?
そのしこりに気がつくやいなや私は、あらゆる手段を使ってしこりについて調べた。

そこで出て来るキーワードは全て一つに繋がった。思えば世にあらんばかりのネガティヴ要素が詰まった病気だと思う。
致死率、余命、予後…今まで見たことのないような単語が踊るのだよ。
そう癌なのではないか?そうなると眠れっこなくて、徹夜で行きましたとも病院に。

結果…ええ、その瞬間は、あっさりと、重苦しい雰囲気もなく告げられました。


あくせいしゅよう

あわあわあ、あわあ、あわあ、あ、
内心な笑
表向き落ち着いてる私www

ということで入院となります。11日に手術だってさ~。禁煙しろと言われて、やむなく禁煙してます。
5日目。キツイね。なかなかさ。
明日は大宮に朝8時に行かなければならない。にもかかわらず、眠れない。

2年ぶりに、この記事を更新することが微睡みに誘ってくれるのではないかと、仄かに期待して書き始めた。

と言っても、取り立てて書き綴りたいこともない。湯葉のような、いわば蟒蛇のような日常を綴っても、無味な私の日常がつまびらかになるだけなのである。



さて今日、老舗の豆腐屋に併設された懐石料理屋でランチを食べた。豆腐屋の息子が、日本料理屋で15年ほど修行し、独立したお店。
平日の昼時にもかかわらず、店内に足を運ぶと、おもむろに店員から予約の有無を確認された。

当然、予約などしていなかった。そうか、そんな人気店なのか…と地元にも関わらず、改めて知った。
湯葉や胡麻豆腐、紫蘇豆腐など、豆腐尽のランチであった。味も格別であった。

こういった懐石料理を食せる幸せが日本にはある。改めて、日本人でよかったなあと思った次第。

まとまりもないのだが、また和食屋を探して見ようと思う。