名も無い作詞家

名も無い作詞家

くそみたいな作詞をつづるブログ

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傷みを知る度に

沢山の守る言葉を覚えて

自分を守るために傷つける言葉を覚えて

 

そんな繰り返しをいつも割り切れず歩いて

路傍の石を蹴ってみた

 

声が迫ってくる度に

沢山の偽る言葉を覚えて

自分を守るために貶める意識を閉じた

 

そんな繰り返しが心を切り裂いたから・・・

けど、空も雲もただ綺麗だった

 

どんな言葉も無意味で

どんな言葉も響かなくて

どんな言葉も空虚で

どんな言葉にも気付かなかった

ただ、自分が自分を信じていなかっただけだった

朝日と夕日を背に受けて
雨と日差しが視界を遮って

簡単にひび割れる正義の仮面
熱などない打算の圧力

空回りするペダルを僕はこぐ

回しても回しても
置き去りにできなくて
周っても周っても
終着点は変わらない

好奇と猜疑を背に受けて
無数の情報が視界を遮って

簡単に剥がれ落ちる嘘の上塗り
塵などないまっさらな歪曲

段違いのペダルを僕はこぐ

回しても回しても
千切れることはなくて
周っても周っても
色褪せなくて罪は

失うことを怖れるより
捨てる覚悟を
得ることを求めるより
積み重ねる覚悟を

振り返る強さと弱さは
比例しないギアと一緒で

生きるって難しい
野良猫のように彷徨いながら
今日をやり過ごしたい

勘違いした価値観で話してくる奴
勘違いした正義観を押しつけてくる奴
だけど、この魂を無駄遣いしたくない

無駄にするかしないかは委ねられていて
誰かに動かされていると諦めるくらいなら
自ら捨ててしまえばいい今を
自ら掴んでしまえばいい未来を

生き方ってなんだろう?
野良犬のように牙を剥きながら
明日に噛みついていたい

勘違いした感情論で話してくる奴
破綻した論理を押しつけてくる奴
気づけ、この魂を無駄遣いしたくない

選択するかしないかは委ねられていて
誰かに選ばされていると諦めるくらいなら
自ら壊してしまえばいい安定を
自ら作ってしまえばいい未来を
何気なく夕日に目をやる
熱されたアスファルト
陽炎と雨の匂い

並べられた机に肘をついて
今じゃなく未来を描いていた

繰り返される数式や歴史をなぞる声
誰も結果しか知りたくないのか
何故人は人を殺すんだ?
何故人は人を支配するんだ?

誰か教えてくれ生まれた罪を

何気なく君に目をやる
冷めきった教室
欠伸とチョークの囀り

ラプラスの悪魔は肘をついて
僕らの未来を微笑んでいる

繰り返される綺麗事や整列された(歪んだ)価値感
誰も過去しか知りたくないのか?
何故人は人を望むんだ?
何故人は人を拒絶するんだ?

誰か教えてくれ生まれた熱を

もしラプラスの悪魔が討伐されたら
僕は僕でいるしかなくなる
未来と言う希望も変化ないんだ
だったら、僕はその悪魔を味方する

咲くからこそ枯れ
枯れゆくから咲く

吹くからこそ流れ
流れるから吹く

そんな繰り返しだって気づいてるのに
僕らは繰り返してしまう


遠く遠く遺伝子に刻まれた罪を
僕らは知っている
遠く遠く記憶に刻まれた糧を
僕らは知っている

なのに、壊し、壊され、壊したいんだ

行くからこそ迷い
迷うから行く

咲くからこそ絶え
絶えゆくから咲く

そんな繰り返しだって気づいてるのに
僕らは抗えずにいる

遠く遠く遺伝子に刻まれた罪を
僕らは知っている
遠く遠く記憶に刻まれた糧を
僕らは知っている

なのに、愛し、憎まれ、愛したいんだ