人間不信になってみて
初めて気付く事がある
今まで知らずに精一杯
誰かを信じ続けていたことを

それってとても悲しいから
恐る恐る生きてるんだ
それでも裏切られるのは
きっと僕がそうさせるのかな


繰り返してきた過去のこと
ホントに学んだのかな
知らない所で見え隠れする
とてもひどい僕の姿

万年かかってもわからない
僕自身の心の底
信じれない けど信じたい
この気持ちって何だろう

優しくなんかないよ 良く思われたいだけ
結局自分のため 僕自身のため
醜い本音を心の宇宙の隅に埋めて
人と人の間に 希望を見るよ

ねぇ 僕は君と出会ったよ
嘘じゃない 後悔なんてない
孤独な優しさなんてないよ
これから二人で作るんだ
嘘でもいいよ 信じるから
逃げてもいいよ 探すから
きっと君の前では笑えるよ
ちゃんと隠れて泣いてるから




思いやりだなんて言葉こそ
僕には無縁みたいだ
謙遜ぶった自己否定
分かってる そんな自己満足

思ったほど立派じゃない
自分に気付いて嫌になる
そうする事で自分以外の
誰かを もっと好きになる

すごくなんてないよ 当たり前の事だから
他の誰とも違わない 変わらない
同じ様に呼吸して同じ様に死ぬ
幸せピラミッドの底辺で

そうさ 幸せに輝く頂点に
近付けない なりたくもない
惨めなままの底辺でいい
光を出さない星みたいに
見えなくていいよ 隠れるから
信じなくていいよ 信じるから
当たり前に落ちてる幸せを
忘れない 見落としたくない





ねぇ 僕は君と出会ったよ
嘘じゃない 後悔なんてない
心の宇宙の隅のほうから
生きる理由が生まれたよ
誰でもいいよ 信じるから
いつまでも 探すから
きっと君には伝わるように
僕は唄いつづけるよ

隠した本音を
作った優しさを





《end》