私が琴線にひきちぎれるほどの衝撃を受けた小説、米澤穂信さんの『さよなら妖精』(創元推理文庫)。
そんなにも鮮烈な思いをしたのに、著者名のイントネーションがどうやら正しくなかったようです。
誤: よねざわ→ほのぶ→ (明るい茶色、隣の芝生と同じ)
正: よねざわ→ほのぶ↓ (常用漢字、耐熱容器と同じ)
ボトルネックとインシテミルが2連続で違和感、もしかしたら『犬はどこだ』(→感想 )からこの要素はあったのかもしれないけど私はべつのところにずっと魅力を感じてきたので見落としていました、ともあれそんなわけで最近ちょっと警戒していますが、大好きな作品も発表して下さった方ですから。今後はご本人公認イントネーションで、を心がけます。
新刊『折れた竜骨』わたし、気になります。でも古典部の新作の文庫落ちがもっと待ち遠しいです。ふたりの距離の概算。