ピグのリンゴ人形を代々木公園に移動させたらプルシェンコを崇拝してるかたとおしゃべりする運びとなり、でも気づいたら最近の文庫本が人気俳優の写真を表紙に使うことで売り上げの増加をもくろんでることについて、なんだか作品をお金でよごしてるような違和感と罪悪感を覚えちゃうよねみたいな話になっていました。最終的には「でもジャ○ーズめあてで買った若い子がそれで本を好きになって小説の受け入れ態勢を脈々と守る列に加わってくれるんなら入り口はどんな形をしててもいいんじゃないか」と丸く収まったのですが。


映画『人間失格』の彼は葉蔵にしてはきれいすぎると思いますが小学生のころからひっそり憧れていたひとでもあるので、書店にずらりと並ぶ太宰の本を見るとちょっと気分が浮き立ちます。ミーハーで何が悪いの(笑)。