いちごのかけら。と読むそうです。


主人公は猫田イチゴ、12年前にヒットを飛ばしたもののその後は「まともな作品を描いてない」漫画家。その理由は、彼女のマネージャーいわく、そのヒット作を描いたことにイチゴが罪悪感をもちつづけているからだとか。


あんまり詳しく書くとネタバレになってしまうので控えますが、イチゴを演じた宮沢美保さんというかたがものすごくきれいで、12年前にヒットということはもう30に近いか超えてるかくらいの年齢設定だと思うのに「美少女」と形容したくなるような可愛らしい容姿なのでついウィ○ペディアで調べてしまいましたよ。情報は少なかったですが。この映画が発表された当時、31歳。全然、見えない。


しかし映像としてたいへん私好みで、ストーリーも途中までは甘甘ですが終盤でイチゴになんていうかプロ意識みたいなものが生まれてすがすがしくラストを迎える展開、安心できました。


押尾被告が特別出演でちらちら映るたびに気が散っちゃうのが残念でしたが。あれーこの人、あの人だよね……と「キャラクター」としてじゃなく「役者」として見てしまいました。なんたること。いい役だったのに。