病院に行ったら辻井伸行さんの「Debut」が流れていました。

私、今までに聴いたラヴェル作曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』は断トツでサンソン・フランソワの演奏が好きなのですが、このCDを聴いてびっくり。ほんとに、天から降り注ぐ慈雨のような音。やさしい、やさしい響き。

つづく『水の戯れ』もなめらかに流れ、さざめき、きらきらと光を反射する水の映像が目に見えるような演奏で。心にすうっと染みこんできて。


浄化される。


とても心地よい時間を過ごさせていただけました。きょう、あの時間にあの場に居合わせられた幸運に感謝します。