それは今日の夕方、西へ落ちていく太陽が向かいの屋根にさしかかる頃・・・
僕はちょうど眩しいかそうでないかを迷うくらいのそれに一瞬だけ目をやり、いつもの家路を帰ろうとしたときである。
何か少しばかりの違和感を感じた。
足下が鈍い金属のように光るのを目にし、ほぼ反射的に2歩さがった。
この大きさと丸みは間違いない。
真ん中に穴のようなものがあった。
僕の計算の中でほぼあれに決まった。
そう、50円硬貨。
しかし、その喜びはすぐに絶望に変わることになる。
手を伸ばして拾いあげるその一寸手前で僕はその正体に気づいた。
これはピップエレキバンだと言う事に。
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