いやー
ご無沙汰もいいとこ
お久しぶりです山田です。

前回、

敵は食欲にあり!

と高らかに言い放って放置してました。
あーめんごめんご←反省ゼロ

本題に入ります。


私のお師匠さま←いきなり誰
のブログでこんな質問がありました。

「ラーメンは何がいけないのでしょうか?塩分が高いから?脂質?」



私のお師匠さまは←だから誰
こう答えました。



「美味しすぎるからいけないのです」







!!!!!!!!








そうなんです。
美味しすぎるんです!


ラーメンはね、美味し過ぎるんですよ。
そしてラーメンだけじゃない、
世の中の食べ物は皆
美味し過ぎるんですよね。

美味しいから食べる、食べるから太る。

これ当たり前なんです。

美味しいもの
それは塩、脂、糖。

私達の脳の食欲中枢が発達したのは
およそ200万年前。
その頃、人間は狩猟採民として暮らしていました。
そして農耕が始まり
安定した食物が手に入るようになったのは1〜2万年前。
私達人間は歴史の中のほとんどを狩猟採民として暮してきたんです。

狩猟採民時代は
塩、糖、脂が少なく貴重だったから
脳はその3つが身体に入ってきたときに喜ぶように作られており、追い求めるようにできています。

脳は追い求めるが、手に入らない。

これが良いバランスだったんですね。
しかし今は
やすやすと手に入ってしまう。


これが問題だ。


そう
これが大問題なんですよ!



人間はお得意の文明ってやつで
食文化を発展させてきました。

色んな「うまいもの」を編み出し
産業として発達させてきたんです。

そこで生まれたのが加工食品産業。

塩、糖、脂を操り
「やめられない止まらない」
を作り出すことで大きな利益を上げてきました。

クラフトフーズ社のボブドレーンいわく

「われわれの大脳辺縁系は、糖分、脂肪分、塩分(自然界では貴重なエネルギー源だ)に目がない。なら、これらが入った製品を作ればいい。利幅を稼ぐために低コストの原料も使おう。次に、『スーパーサイズ化』して販売量をさらに増やす。そして『ヘビーユーザー』に照準を合わせて、広告とプロモーションを展開する。」

いやー困ったもんです。
私達の周りにある食品メーカーはみーんな
人間は美味しいものが好きだって分かってて商品を作り売っているわけです。

当たり前だけど悩ましい!!
ついつい食べちゃうじゃん!

実は「食べたい」欲求てのは
身体が本当に必要として感じてるものではなく
他者によって「感じさせられてる」ものなんですよねー、て気づいたら怖くなってきました。
おーこわ。

なんかこういうと
「大企業の陰謀説」みたいになって気持ち悪いですけど実際そういう側面もあるんじゃないかと。

じゃあ、どうすればいいの?
ってところですが

結論から言うと
「うまいもの食わなきゃいい」わけです。
身も蓋もない話ですが。

実際、加工食品は食欲が暴走するようにデザインされてますので食べるのをやめるだけでかなり変わると思います。

私の家では少し前から
市販のスナック菓子やらインスタント食品、ドレッシングや調味料は買うことをやめましたが
ぽちゃぽちゃだった夫が勝手に10キロ痩せてしまいました。はは。
お陰で健康診断の数値が格段にアップしましたよ!

そしてレタスの甘さに気づき
卵の自然な塩気に気づきました。
そのままでも美味しいものいっぱいあるじゃん!

暴走させられた食欲のまま
ダイエットするのは本当に辛いだろうと思います。
我慢して我慢して痩せて
食欲に取り憑かれて
ご褒美に一口!
食べた途端とまらなくなりリバウンド。

「美味しいものがやめられない」と自分の意思でやめられてないみたいですが
実際は「やめさせてもらえない」だけなんですよね。加工食品業界さんに。

悲しいもんですな。

ということで加工食品の怖さが詰まった一冊。


この本長くて読むのしんどいわーという方には
私の心のお師匠さまパレオさんのブログに要約して全部書いてありますので
読んでもらうとちょっと人生が変わってよろしいのではないかと思っております。

それではまた〜