テモゾロミドの副作用も緩やかになってきて、
食事の量が戻ってきました。
逆によく食べるようになると、そのがつがつぶりが気になりだすのですが、
食べてくれるだけありがたいと思わねば。
食事を用意する母からしたら大変だとは思いますが、
今は父の好きなもの、箸が進むものを積極的に出している状態です。
抗がん剤の影響で食欲がないときを含め、ほぼ毎日高脂肪のアイスクリームを食べ、
冷えた牛乳、豆腐、気が向けばお肉、おかゆなどを食べています。
栄養バランスやがんに悪いとされる糖のとりすぎなど気になる点はありますが
体重50キロ程度になってしまった父、
身長は高い方なので、とにかく体をささえるための最低限のエネルギーだけでも
摂ってもらわないと、という思いです。
日中は週3回のデイサービスに文句を言いながらも通い、
家にいる日は高校野球をテレビでかけ流ししてソファでぼんやり座っていることが多いです。
もともとよく眠る父でしたので、うとうとしていても気にはなりませんが
やっぱり疲れるのかな…
ただ、リビングのテレビをつけられるようになって
一緒に過ごす母にすれば少し気が楽になったようです。
術後、投薬後のせん妄がひどい間はテレビやスマホのちょっとした音に反応し
うるさいから消してくれ、と言われていたので。
私にできることは隔日程度、孫を連れて話を聞きに行くことだけです。
生もの禁止令のおかげで大好きなお寿司も食べられない父、
今は孫と話すことだけが楽しみで、
母によると二人で過ごしているときより明らかに頭もはっきりしていて
別人のよう、とのことです。
はた目にはかなり服薬前の状態に戻っていると思うのですが、
やっぱりまだ生ものだめなのかな。
次回の血液検査はお盆明け、
その五日後からはまたテモゾロミドがスタートします。