看護学生として看護学校で勉強してきて、現場における看護実習は身につけたことを発揮する集大成ともなる場です。
その一方で、これまで身につけてきた知識や技術の「基礎」だけでは到底対応することのできない場面にも多々ぶつかることになります。
それと同時に、看護実習記録もまとめていかなければなりません。
実習記録は看護過程のそれぞれについて必要であり、アセスメントによって看護問題を明らかにして看護介入の必要があれば、それにもとづいて看護計画を立てます。
ここで重要なことが、それぞれの患者さんに応じた個別性というものです。
実習記録のチェックでは、個別性が出ていないと指摘されてしまうことも多々あります。
そこで看護実習生のための実習記録のルールとして、あえて教科書や参考書などに記載されている一般的な看護計画をそのまま活用するという方法も有効です。
当然ながら教科書の看護計画をそのまま実習記録として提出すれば、まかり通るはずもありません。
ですからどのようにすれば説得力のあるものになるのかをそこから考え、担当する患者さんに合ったケアの項目などを具体的なものに「肉付け」していくのです。
はじめから「個別性」という概念にとらわれすぎると逆に行き詰まってしまいますから、いわゆる「標準看護計画」を活用することで、スピーディに個別性を出すことができるでしょう。
