ヨーロッパ旅行記~総括編~
ブツブツと語ります。
今回の旅行の趣旨は・・・
☆長期休みはなかなか取れないから、海外に行きたい
☆兄夫婦の住むスイスにせっかくだから行きたい
☆でもジュネーブだけじゃ勿体無いから他にも行こう
この順番で行き先がパリ・ジュネーブに決まりました。
でもそうするとツアーはオプショナルツアーしか組めず、空港からホテル、観光地への移動、ホテルの手配、食事の手配など、すべて自分で組まなければならず、結構大変。
それでも、上記☆2も☆3も外せず。
更にこんな時期に一緒に行ってくれる友達もいなく、更に家族の下に行くから両親も・・と思ったけど両親もNG。
その結果、
★パリ・ジュネーヴ娘一人旅 が決定しました。
毎週末ヨーロッパ中を観光している兄夫婦の予定の中で唯一空いてたのが6月末で、「行きたいな~」なんて言ってたのが6月10日。そっからマッハでブッキングスタート。
結局地理も行きたい場所も、下調べ不十分なまま、とりあえず旅行日程だけ決まる!
そこで更にガイドブックを熟読すればよかったのですが、そんなことしない私なので、フワッとした知識だけで行って参りました。
◆一人パリ旅:よかったところ
①ホテル
地理もわからない中で、適当に良さげなところが空いてたので(意外と満室が多くて)予約しました。
結果的に、ここ以外考えられないくらい、生活の拠点として立地が優れていました。
お気づきかもしれませんが、実は今回、公共交通機関に乗ってません・・・
メトロもRERもわからなかったんだもん。
観光ガイドバスとタクシーと、何より徒歩。日本でも徒歩!歩くの大好き。
それによって地理も(大変だったけど)早く習得できたし、良かったな。
次はメトロを乗りこなしたい♪
でもメトロって、どこの出口に出るかわからないのが不安で・・・これ、日本でも結構苦手。
②なんせ一人は楽!!!これに尽きる。
「疲れちゃった~午後の予定辞めて昼寝しよう」
「今日はゆっくり起きよう。ルーヴルじゃなくて買い物しよう♪」
「疲れてもすぐシャワー入ってすぐ寝れる♪」
など。
やっぱり旅行となると、「あそこいって」と以前から計画を立て、
個々人が行きたい度が違うと勝手に削るわけにもいかなかったり。
平気でスケジュール変えれるのはかなりの特権。
③好きなところに好きなだけいられた/その逆
②とかぶりますが、ヴェルサイユもマリーアントワネットのベッドに腐るほど居座り、逆に他の部屋は割とスルー(笑)
友達と一緒だったらマイペースすぎて反感買っちゃう!
買い物も、一緒だと何かと大変だし、「コレどう思う?」って聞ける相手がいないのはちょっと寂しいけど、いざそうなると二倍時間かかるからねー!
(まぁ女の子なんて相談したってしなくたって「買っちゃえ!」ですしね!)
④共通の友達へのお土産
コレ結構大変ですよね。
「××ちゃん買ってくれたのに、○○ちゃん買ってくれないの?」となったら困る。
じゃあみんなで出し合おう・・・など、色々厄介。
⑤一週間付きっ切りで一緒にいて、「お互い疲れる」が無い
仲いい友達であればあるほど、距離が縮まりすぎてわがままが出ちゃって。
更に疲れてるからイライラして。
それが無いから、そーゆー意味では凄く楽だった。
もちろん、楽しさの上にある些細なプチイライラ程度ですし、寂しさのほうが多いんですけどね。
◆一人パリ:困ったこと
①感想を言い合える人がいない!
こちらも、これに尽きます。
「キレイ!すごい!」はもちろん、
「困った!どうする?」ももちろん、
「あっちの道だっけ?こっちだっけ?」なんて更にもちろん。
でもねー何気ない会話に返事が返ってくるだけで、やっぱり寂しくないのよね。
②やはり①とかぶりますが、頼れる人がいない!
やっぱり道のことですが、「わからない!」「どれどれ?」ができない。
特に地図読めない私は、常にその状態なので(他力本願)困っちゃうですねー。
大きなトラブルこそなかったけれど、「大きなトラブルがあったときの為に」のリスクが大きくて、それを100自分で背負ってるので、見えない負担が大きい。
あとは知識が減るよね。
ヨーロッパなれてる友達だと、パリが初めてでも、「こんなこと聞いたことあるよ」とか「え、ルーヴルの入口ってあっちでしょう?」とか、ネットで調べずとも知識が+αある状態
③レストランに入れない
多くは語りません。パン以外食べたかった!!!
④風景写真ばかりになる
自分入れて欲しいなーって時に誰かに頼まないといけない。
・・・の割には、今回自分の写真多かったです。観光地は頼みやすいので!
せっかく行ったからには、「エッフェル塔と私」撮りたいですもん!
◆パリ・スイスを一人旅してわかったこと◆
①日本が「ちゃんと」してる
いやーもう、海外行くたびに思うけど、本当にサービス精神の塊!みんながしっかり、ちゃんとしてる。
甘やかしてるとも取れるけどねー。
なんでトイレがこんなにキレイなの?!
どうして空港の係員やグラウンドスタッフがこんなに丁寧なの?!
どこ行っても清潔なの?!
何もかも便利なの?!
②海外旅行者には不親切
逆に、「観光業」以外は観光客にわかりづらいことばかり。
ようやく、電車電工掲示が「Next Shinagawa」など英語で表示されるようになりましたが、ついこないだまで路線図みなきゃわからなかった。
パリ行って気付いたけど、土地勘無い人間が、いくら英語で書いてあるとは言え、路線図見せられたって端から一つずつしらみつぶしに探すしかないわけで・・・
更にあの路線のわかりづらさ!
東京に住んでる私だって、乗り換え案内出さないとどう行くかわからないこともあるし、最短がわからないこともある。
わかったとて、「え、ここって六本木?六本木一丁目?麻布十番?」「銀座一丁目?有楽町?東銀座?」「馬喰町と馬喰横山って同じ駅なの?」など、住んでてもわからないことたくさんあるし。
そもそも都営って何?東京メトロって何?小田急?みなとみらい線?
あーー不親切すぎる!
③治安が良すぎる
スリがいないとは言わないけど、いるのはあんなに安全ボケしてるから。
満員電車で鞄開けっぱなしで取られなかった経験・・・皆さんあるのでは?
「閉め忘れちゃった!」ということもあれば、いわゆるエコバック的なのでそもそもチャックがついてないとか。
第一、小学校1年生くらいの子達が都心の電車乗り継いで一人で通学してるってすごいよね。
④ヨーロッパは「~ながら」が多い
驚いたのが、歩きタバコ当たり前なんですよね。ちょっとびっくり。
あるツアーに参加したとき、参加者の日本人ギャルが観光バスの前で携帯灰皿を持ってタバコを吸っていたら、日本人のツアーガイド(男)に「ダメだよ!!」と怒られてて。
ギャルはもちろん、「携帯灰皿もってるしぃ」という感じでしたが、ガイドさんは「パリでは歩きタバコしてポイ捨て当たり前だからね!そんなん持ってたら観光客だって言ってるようなもんだから!」と(笑)
確かに、警察官もみんな歩きタバコ&ポイ捨てしてた。
あとはベタにフランスパンかじりながら歩いてる人、結構いたなぁ(笑)
***
そんな感じで、思ったことをツラツラ書いてみました。
色々書きましたが、行って本当によかったです。
職なし(いや、席はあるけど)の割には高い旅行でしたが、過去3年間、働き尽くしだったことへのご褒美としてはピッタリだったと思います。
あと、仕事や会社、東京にいるだけじゃ味わえないタイプの苦労ができたかなと。
苦労って言ったって、観光地ですから、バックパッカーとは違いますが。
でも初めて行く国に一人で行くというのは、私にとってはチャレンジでした。
単純ですが、ちょびっと生活力?精神力?がついた気がします(笑)
世界は広い!
***
アメリカ、カナダ、メキシコ、韓国、グアム、サイパン、イタリア、ドイツ、フランス、スイス・・・
次はインドネシアやタイでアジア料理が食べたいなぁー。
あとハワイは行きたいなぁーベタに。
頑張って働いて、またいつか行こう。
以上!
ヨーロッパ旅行記⑦【6/30 Aiguille du Midi】
◆6/30(土) Aiguille du Midi◆
どう発音していかわかりませんが・・・
簡単に言うと、4000m超えのモンブランを間近で見られるこのAiguille du Midiにロープウェイで登りましょう!という観光スポットです。
Chamonixという駅からスタートします。
要は、高いとこまでいってモンブラン見えたらいいね!ツアーです。
兄宅から1時間ちょっとで到着。
お昼前だったのでそんなに混んでない。
(なぜなら観光客は早起きだからw)
こんな山のふもとにいろんなツアーが。
チケットと番号札。番号順に乗ることで混雑緩和。
余談ですが、Chamonixはフランスなので、支払いは基本ユーロ。
スイスのみ「スイスフラン」という異なる通過を使っているので、この辺曖昧。
この日、私はスイスフランのみ持っていったので、実質無一文でした・・
(一人旅じゃなくてよかったーーー)
いざロープウェイに乗る!!!
この日下界は34度・・・でもてっぺんはゲレンデで2度との噂。
とりあえずありったけのものを詰め込んでいってきました。
一度中継地点で休憩。乗り換えを待つ。
乗り換えるのはこのこ。この時点で既に結構雪が見えてる。
信じられます!?歩いてる人いるんだよ!しかも結構たくさん!!
(米粒みたいなの、人です)
私は高所恐怖症は無いのですが、もしかしたらそうかも?と思うくらい怖かったー!
あんな垂直にあがっていくロープウェーはもはやロープウェーじゃない!(笑)
最近ちょっと乗り物に弱いというのもありますし、標高3000mを超えて酸素が薄くなってるのもありますが、プチ高山病でドキドキふらふらクラクラ、とややグロッキー。
一方、スノーボードが三度の飯より好きな兄もプチ高山病、
着ても着ても寒いという超寒がりな姉は今にも寝ちゃいそう・・(寝たら死ぬぞー
という頼りない3人だったので、とりあえず休むことに(笑)
3,842mにあるレストラーン☆
少し休憩した後、いざ山を見に!ちょっと雲が増えてきたー!!
こちらは「Alpinist Only」ということで、ここから下山する人達です。すごいなぁ・・・。どんな気分なんだろう。手前は女性です。
そう、唯一見れなかったのが、モンブランなんです。
本当に残念・・・。でも他の山が見れて本当によかった。
帰りも同じロープウェイで降りたのですが、まぁ登ったとき怖かったくらいなんだから、降りるときは絶叫ですよっ。
だって、車輪のつなぎ目(?)のところで「ガタン!」と言って加速して落ちていくのよーーひぃぃー。
ぎゃーー!と叫ぶ私を、隣にいた5歳くらいの少年がケラケラ笑い、
「ママ、僕は大丈夫だよ!」と言ってました。ほっといてくれたまえ!w
結局最後は高山病+少しのパニック+山道運転で酔う=胃の不快感+頭痛
というちゃんぽんな症状でテンションが下がり、兄姉には申し訳ない状態に。
最終日はスイスでおしゃれ外食☆なんて考えてたのに、
何も食べられない・・・となってしまった私のわがままに答え、ご飯を用意してくれるお姉さん。
本当にありがとう><
いやーーーしんどかった。
そしてバファリンで大分よくなった。バファリンおそるべし。
この日は「スギちゃんって人気らしいじゃん?」という去年の秋以降浦島太郎な二人に対し、
スギちゃんをプロモーションして夜が終わりました(笑)
◆7/1(日) Geneva→Schipole→成田◆
移動日です。
残念ながら朝から雨。でも今回移動前にしか振られて無いの本当によかった。
兄の運転で空港に到着し、免税で色々もめてるうちに時間がなくなり、
さぁ私行くわね☆と思った瞬間、何かいやな予感が・・・
あれ、iPhoneは・・・?
そう、ないの!あいふぉんちゃん!!!
鞄開けて探したり、ポケット中探したけどない!!!
土壇場でおにいちゃんの車を見たら、ありましたーー!!
いやーあってよかったよ。
何が凄いって、あのセキュリティー入る別れる直前のところでふと思い出したことだよね・・・
今まで忘れ物ってほとんどしたことなかったのに、会社休み始めてから忘れ物が多すぎる。
特に携帯とiPhoneのどちらか。2個持ちできないのかな・・・。
タクシーに忘れた時も困ったなぁ。そういえば旅先で化粧品やらアクセやら、全国各地から郵送してもらってるし・・・てへ。
無事手元に届き、セキュリティーへ。
って長いよ、長蛇すぎだよ。間に合わないよー。なんで1個しかないの???
45分以上並んでようやく入れました。
全然自由な時間もなく、急いで機内へ。
疲れが出たのか、スキポール(オランダ)までの1時間あ離陸に気付かないくらい寝てました。
唯一覚えてるのは、隣の席が超イケメンのフランス人?オランダ人?だったこと・・・。
オランダ行ったこと無いのに、二度目ましてなスキポール
そこから約1時間後のKLM 成田行き。
久々に日本人観光客を見て、「あ、こっちだ」とすぐわかりましt。
途中の免税店で最後の最後にLONG CHAMPのバッグをママへのお土産に購入。
PARISのブランドなんだからパリで買えよ!って感じですが。
まぁEU内は同じだし、めっちゃ安いしねー。大きいサイズなのに一葉で買えちゃうわ。
そしてKLMに搭乗。
こちらは映画が充実してて、ドラゴンタトゥーの女見たかったけど、なんか暗そうなのでやめました。字幕ないし(がんばれ!)。
結果見たのが、
僕等がいた 前編
LIAR GAME REBORN
ライアーゲームは初めてみたけど、なるほどなーって感じ。
機内映画にピッタリですね。
「わざわざ見ないけど、見てみたらそんな感じかーって納得する」
僕等がいたは是非後編もみたい!
こんな感じで合計14,5時間のフライト終了。
NEXに乗って帰宅。
成田落ち着くー!!!
自宅落ち着くーーー!!!!!
この話は後ほど。
とりあえず、自宅について荷解きするまでが旅!
今回は「疲れたー」しか言わなかったけど、写真見返したら楽しい思い出ばっかりでした。
行って本当によかった!
以上、旅行記でした。
つづいて、旅行記をへての総括。
まだまだ書きます。
だって、伝えられる人がいないんだもーん(暇人)