こんにちは、宮下です。
World Baseball Classic、つまり今年行われるWBCについては書かないつもりでいましたが、
今日の台湾との壮行試合を観て、あまりにも不甲斐なさを感じたので、
思わず書いてしまいました。
対戦相手、点数や結果ももちろんそうですが、
私が観て感じたのは日本チームの1つ1つのプレーの雑さというか、
正確性に欠けるプレーの連続でイライラしてしまいました。
もともと、今回のWBCのチームは、
選手個々の実力を見ると記録的にもいい選手がそろっていますが、
試合をしてみるとオーラがないというか淡白というか力強さが伝わってきていないと思っていました。
それはどこからきているのだろうと不思議に感じていましたが、
今日の試合を観て自分なりに1つの感触を得た気がしました。
それは、チームとして細かい野球が徹底されておらず、
選手個々の力量のみに頼ってゲームを進めているから、
チームとして力がかみ合わずにちぐはぐさが出ているのだと思います。
「細かい野球」とは、「スモール・ベースボール」を指すつもりで言ってはいません。
1つ1つの投球、野手の守備、打者のスイングが細かいレベルでの
丁寧さに欠けて個々が描いているイメージで野球ができていない感じです。
ひとりひとりの選手が意識はしているのでしょうが、
投手は1つ1つの投球に意図が感じられない球が多いですし、
なんとなく甘めの球が多い。
球数制限が影響しているのでしょうか。
台湾打線も王柏融、陳俊秀、林泓育、陽耀勲と、
なかなかの打者が揃っていたことは確かです。
しかし、これらの打者にてこずっていては話にならないのは事実です。
則本投手が王柏融に打ってくださいと言っているような球を投げてホームランを打たれたり、
牧田投手がコースをうまく使い分けられずに緩い球も無意味に多投してポンポンとヒットを打たれたりと、
WBC球にやはり完全には対応できないなどの技術的な話なのか、精神的な話なのか、
観ていて「何もったいないことをしているんだ」と思うことの連続です。
打者も観ていると淡白でいつの間にか凡退していることが多かったです。
こういう風にして点数を取っていくというチームとしての得点パターンも見えませんし、
ただただ運良く打者が打って点が入ってくれればとしか思っていないような攻撃でした。
ただ、菊池選手が打撃でも守備でもひとり良かったのが救いでした。
野球ファンとして文句ばかり言っていても仕方ありませんが、
現状からは優勝なんて見えても来ませんし、
1次ラウンドでキューバに負けて、オーストラリアにも足元をすくわれて敗退というイメージすらできてしまう。
何とかしてでも勝って欲しい一心で書いています。
それでは、今後日本代表はどうしていったら良いか。
細かいことは省いて大枠としては、
①チームとしての勝ち方(得点の仕方、抑え方)をもう一度整理してチームで共有する
②ひとりひとりの選手が自分の力を発揮することに基準を置きすぎるのではなく、投打の連係プレーなどチームとしての1つ1つのゲーム運びの質を上げる練習に重点を置き磨いていく
③投手は(明らかな無駄球は必要ないが)球数を気にせずコースをつき、ふんわりとしたコントロールで真ん中あたりに球を集めない
④1試合6人程度投手を使うつもりでどんどん継投する
⑤野手陣はみんなでもう一度話し合い、個々の役割を明確にして、打者の時に自分はどう動くのか、守備の時は状況によってどうするのか、チームとしてどう動くのか共有する
といったところではないでしょうか。
日本は個々の力量だけではあらわれないチームとしての質の高さで世界に肩を並べてきました。
オリンピックでの400mリレー銀メダルが最たるものだと思います。
WBC日本代表はこうした質の向上をまだやり切れていないような気がします。
今日の『MIYA』POINT!でした![]()




