北のスキー場 23-24 | 酒とバイクとのんだくれ

酒とバイクとのんだくれ

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2023年12月30日(土)~2024年1月6日(土)

 

12月30日

今シーズンも冬の北海道へ遠征。

前夜に飲み会だったが朝ちゃんと起きて新潟フェリー港に無事間に合った。

車内バー取り付けて板は天井収納。

用途・長さの違う板2枚(グラトリ用143cmとフリーラン用149cm)が余裕で積載できた。

予定通りフェリーに乗船。

バイクの時と同じようにさっさと風呂に入って酒にありつく。

今年の冬の海は穏やかだ。

小樽到着も定刻通りとアナウンスされてる。

 

12月31日

朝3時半。下船の準備。

夜は少し船が揺れてたものの、予定通り朝4時半小樽到着・下船。

去年より街に雪少ない気がした。

やっぱ今年は北海道も雪少ないんだな。

この日は小樽港から1時間かからないスキー場「キロロスノーワールド」へ。

北海道のスキー場は9時オープンのところがほとんどなので、コンビニ寄ったり駐車場の場所で迷ったりしたのにやっぱ早く着きすぎた。

駐車場で時間潰してオープンを待つ。

8時過ぎに建物開いたので準備して時間潰して9時に動くゴンドラの列に並ぶ。前から3番目。

私の前に並ぶ3人組の地元民の会話を横で聞いてると、やっぱ今年はスキー場も雪少ないみたい。

白馬も少なく、北海道直前に雪解けが進んでた栂池スキー場で滑ってきてたが、まるで春スキーみたいな雪質だったしな…。

白馬もモリモリ降ってほしい。

9時から動き出したゴンドラに乗り、相乗りした3人組にキロロゲレンデのアレコレを教えてもらった。

それと雪が少ないせいでまだ入れないコースもいくつかあるらしい。

視界は雪は降ってるもののそんなに悪くなく。

途中太陽が輪郭だけ顔見せてくれた。

今年買い換えたスノボヘルメットはバイクと一緒のArai。

というかステッカー貼っただけでほんとはKissMark。

左側面に44のヘルメットがいたら私かもしれません。

スノボ時の栄養補給はゴンドラ内かリフト中に持ってきたパン食べたり、エネルギーチャージのゼリー飲んだりプロテインバー食べたりしてる。

滑ってみたかったコースに入れなかったものの、1日目のスノボはオープンから終了まで結構楽しめた。

この日と翌日の宿は札幌に住んでる友人宅へ。

昨シーズンの夏、北海道のキャンプ場で知り合った人だ。

お互いスノボするので話が盛り上がり、冬に泊まっていいよと言ってくれた。

おかげで札幌周辺のスキー場に行くキッカケになった。

宿のお礼に富山の地酒(勝駒)と長野のイヅツワインと地元のカップ麺(ブラックラーメン)と鱒寿司とか持っていった。

夜はその友人のスノボ仲間も呼んで宴会。

「親玉」っていう濁り酒飲んだら眠ってしまった。

 

1月1日

朝7時過ぎになんとか起きる。

まだ眠ってる友人たちを起こさないようにコッソリ部屋を出て、この日は「札幌国際スキー場」へ。

移動中から見る石狩湾に差す朝日がめっちゃキレイだった。

スキー場到着が早くなかったため、準備ができた頃にはゴンドラ動き出してた。

この日の午前中はチラチラ雪が降る程度で、時折陽が差したりはしてた。

 

昨日より気温も低く、腰に付けてるドリンクがシャーベット状に。

前日のキロロより寒く、足先が冷たくなる。

グローブは今年からミトンに変えたため、小さなカイロを入れられるので手指が冷えることはなかった。

昼も過ぎるとすっかりいい天気。

ゴンドラ下部と上部では天気が違って見える。

この日もゴンドラ終了まで。

前日のキロロのゲレンデは悪くなかったけど滑れないコースがいくつかあったため、札幌国際の方がコブも多くてガッツリ滑れた気がした。

友人宅に帰る前に温泉に寄る。

帰り途中の駐車場で車見てみると凍ってた。

17時くらいに温泉出てスマホ見ると、色んな人からいっぱいLINE入ってた。

なんだと思って見てみると「大丈夫?」とか「生きてる?」とか。

そこで地震のことを知った。

友人宅に帰ってテレビ見てみると結構な規模だった。

心配して連絡くれた人たちに感謝です。

富山の中心に近い場所に住んでるので私の貸家はほとんど被害はなく。

翌日姉に家の様子を見てもらったが、ハンガーが落ちてたり鍵のかかってない窓が空いてたりなぐらいだった。

夜は友人2人で深夜近くまで酒を呑む。

翌日私は朝早く出るので今度また夏に呑もうと話した。

 

1月2日

朝5時起き。

部屋の片付けと準備をして友人宅を出た。

札幌から西へ2時間ちょっと走る。

7時半過ぎ、占冠村(しむかっぷむら)の「星野リゾート トマム」に到着。

早く着いたので他のお客さんの車が一台も停まっておらず、駐車場がよく分からず車でウロウロ。

ウロウロしてるとスキー・スノボ客っぽい地元ナンバーの車が2台駐車してたのでそれにならって駐車。

8時半過ぎくらいに準備してゴンドラに並びに行く。

先に何人か並んでたが、スキースノボ客ではなくて普通な観光客だった。

そういえばトマムって雲海テラスのある展望台があるところだっけ。夏に来ようと思って調べてた気がする。

並んでたらそれ目的の外国人観光客もたくさん並び出してた。

9時オープンのゴンドラまで時間あったので、その間に宿泊予定の宿へ電話。

この日から3泊できるか問い合わせたところ無事予約ができた。

9時、ゴンドラ乗って山頂へ。

麓ではチラチラだった雪が山頂着くとブリザードっぽくなってた。

とりあえずは一気に下まで滑ってみようとビンディング(板とブーツを固定する器具)を付けたのだが、固定する金具が一部壊れてた。

靴を固定するのに甲と爪先2ヶ所留めるところがあるがつま先部分が締まらない。

ので、そのまま滑ってみたが意外と大丈夫だった。

少々不安だったが時間もったいないのでとりあえず滑ろう。

山頂から少し滑り降りると雪はすぐ弱まった。

行きたいコースがあったのでゲレンデマップを見ながら滑ってたがどうしてもコースの入り口が見つからない。

雪少ないからコース無くなってるのかな?

何度かコース探しながら滑ってたら昼前に強風でゴンドラと上部リフトが休止してしまった。

上部に行けなくなったので別なコースへ。

隣のゲレンデに行くとバイクの時に通りすがりで見たようなタワーが建ってた。

ホテル隣接のスキー場のせいか、外国人めちゃくちゃ多かった。

さすがリゾート。

ただ、初心者も多くて転倒なのか衝突事故なのか3回くらい救急車来てた。

上部行けなくなったので下部ゲレンデだけで回してたらちょっと退屈になり、この日は宿まで移動距離もあるので少し早めの14時位に切り上げた。

トマムを後にして北北西へ。

途中の道路でバイク5台とすれ違った。

カブとビーノとアドベンチャーっぽいのと原付っぽいのと不明なバイク。

やっぱ冬ライダーいるんだなぁ。

昨年の冬にも泊まった街、深川町にある温泉「イルムの湯」。

去年ポイントカード作ってしまった。

ゆっくり温泉入って宿に向かう。

札幌市内よりやっぱ雪多い。

宿は去年の冬にもお世話になった「おかした旅館」。

部屋で早速1人呑みしてたらいつの間にか眠ってしまってた。

 

1月3日

朝6時半頃起きる。

部屋で朝飯済ませて7時半宿出発、この日は北の幌加内町へ向かう。

薄い雲の向こうの朝日が幻想的だ。

幌加内の町に入る。

8時過ぎ、町からすぐそばの「ほろたちスキー場」に到着。

札幌の友達が札幌からだと遠いけど年一で必ず来てると言ってた。

ゲレンデも雪質もいいからとおすすめしてくれたので来てみた。

宿から近いところでよかった。

ローカルスキー場なのに道外ナンバー多い。私もか。

準備してリフト券買いに行く。

小さなスキー場なので4時間券¥1,600購入。

午前3時間券+昼食付きで1700円というチケットも売っている。

昼食付きもいいけど3時間だと私にはちょっと物足らないかな…。

9時リフトで山頂へ。

フワフワの雪が気持ちいい。

駐車場にはまだまだ空きがあります。

リフト1本だけだが、パウダー・急斜面・緩斜面がありスキー場のいいとこ取りしてコンパクトに収めた感じだ。

荒れパウダーがコブっぽくなって楽しくなってきた。

 

薄い晴れが昼に近づくにつれハッキリした青空に。

町の近くにこんなスキー場があってほんと羨ましい。

朝のパウダー狙いの人がいなくなるためか昼ごろにはゲレンデはガラガラに。

4時間の13時までほぼ休憩なしで滑れた。

このスキー場は来年また是非とも滑りに来たい。

スキー場から旭川市へ。

まだ宿に帰るには早いし、ビンディングの金具が一個壊れてる(バネがバカになってる)のでスノボ用品でも見に行ってみようかなと思った。

ついでに風呂にも行きたい。

旭川市に入ってスーパー銭湯に向かってる途中、対向車線からバイク走ってきた。

冬ライダーかとも思ったが、やけにデカい荷物背負ってるなーと思ってよく見てみるとスノボの板担いでた。

さすが北海道、狂ってやがる(褒め言葉)。

雪山からの帰りなのか単なる移動なのか。

確かに、ウェア着てスノボ担げばあとはブーツ運ぶだけでスノボの準備はOKだ。

というのを見ながらスーパー銭湯入りに行った。

そのあと大通り走ってスポーツ用品店に向かっていたのだが…。

市内で初売りなのかなんなのかめっちゃ渋滞してた。

おまけに市内の路面がボコボコ雪道。

隣の車線に86走ってたけどボコボコ雪道でケツ振りまくっててなんか嬉しかった。

渋滞めんどくさくなったので大通り避けてもう宿帰ることにした。

スーパー寄ってこの日は宿で晩ごはん。

宿の食堂にはスキー合宿で岐阜から来てる大学生が賑やかに食事摂ってる横で、一人静かに酒飲みながらおかず食べてた…。

その後部屋に戻ってひとり部屋飲み。

壊れたビンディングが気になってネットで調べてたら、同じような人がいて応急処置の方法をYoutubeにアップしてた。

クリップ一本で直せる?らしい。行った頻度は分からないがこれでワンシーズンは乗り切ったとか。

明日試してみよう。

 

1月4日

6時半頃起床。

昨晩調べたビンディングの応急処置用に宿の人から予備も含めてクリップ3本もらった。

出発前にやり方見ながら処置してみたら、元通りとは言えないが十分な状態には復活。

今日は気にせず思いっきり滑ろう。

部屋でご飯済ませて7時半過ぎ出発。

滑る前に食べようと思ってたバナナをうっかり車に置き忘れてたら車内で凍ってた。

北海道のスノボで車中泊も考えたが、ポータブル電源積んだり本格的な寒さ対策しないと多分凍え死ぬ。

スポーツしに来てるのにちゃんと寝ないと体力回復しないから今んとこ冬は宿にしている。

この日は宿から20分ほどの「カムイスキーリンクス」へ。

昨年初めて滑ったが、ここは毎年来たいスキー場になった。

9時に動くゴンドラ待ちしてたら前に並ぶ地元民の会話が耳に入った。

 

「今日-12℃だったからあんまり寒くなかったなー」

「あー、-15なると寒いけどそこまでじゃなかったなぁ」

 

その-3℃の差が大きいのか。

 

ゴンドラで上へ。前日雪降ってないので圧雪バーン。

今日はスピードが良く出そうだ。

人も少ないし雪質かな?ゲレンデあんまり荒れない。

遠くにうっすら見えるのは旭岳だろうか。

天気いいだけで気分いい。

昨年よりやはり雪が少なくあまり滑れないコースもあったが、この日は休憩挟みつつ足に踏ん張りきかなくなるまでガッツリ滑った。

 

 

来年もきっとまた来ます。

帰りはいつもの温泉へ。

フロントガラスが汚れてたので車内にあった水をぶっかけたら一瞬で凍った。

溶けるまで動けず。

宿に帰り、この日は宿ご飯は無しにしてたのですぐに部屋呑み。

北海道のスノボも明日で最後。

この日で上陸5日だが光の速さで毎日過ぎていった気分。

スノボのことだけ考える毎日は幸せだったなぁ。

北海道最終日にいつも思うのは、帰りたくないなぁ…だ。

 

1月5日

朝6時起き。

いつも通り部屋で朝メシをとり、この日で宿を後にする。

宿から小樽方面へ。

去年もだが、帰り道にある美唄(びばい)のスキー場で北海道最後のスノボを滑っていく。

8時半前、「美唄スキー場」に到着。

4時間券¥2,000を購入。

ほろたち同様、ローカルでコンパクトでありながら面白い雪山だ。

雪は降ってたけど視界良好。

太陽は出てきそうで出てこず。

フェリーの時間もあるのでこの日は12時に終了。

小樽方面へ走る。

前夜、友人と連絡とってたら「何か美味しもの食べてないの?」と聞かれたのでせっかくなのでトリトン(回転寿司)で昼メシ行くことにした。

上陸してから朝はコンビニのパンおにぎりカップ麺とかで昼はゴンドラリフト乗ってる時にパンとエネルギーゼリー摂取して夜は部屋で酒とつまみだった。

江別のトリトンに向かうと駐車場は満車に近かった。

店内に入ると席待ちの人がベンチにいっぱい座っており、順番の紙を出すと10組待ち。

私も座って待ってたが5分も待てずに店を出て、トリトンの横にあったラーメン屋に入って辛味噌ラーメン食べて帰ってしまった。

どうも1人では食事を待つことが難しい。

17時出港のフェリーには少し早いがフェリーターミナルにもう向かってしまう。

途中買い出ししつつ、乗船待ちの間に車内の荷物整理。

乗船後はいつも通り風呂入ってすぐに酒。

来シーズンまた来ます。

2023-24

12/30 フェリー移動

12/31 キロロリゾート

 1 / 1   札幌国際スキー場

 1 / 2   星野リゾート トマム

 1 / 3   ほろたちスキー場

 1 / 4   カムイスキーリンクス

 1 / 5   美唄国設スキー場

 1 / 6   フェリー移動〜帰宅