哀しい時
君は僕の手を引いて、いつもおきにいりの洋食屋に連れて行ってくれるんだ。
そして無言で、テーブルいっぱいの料理を頼んで、いつもこう言うんだ、
「さあ食べましょう。ここは空腹を満たす場所よ」
その後は、無言で簸たすら食べ続けるんだ、、、、
僕も君のその姿を見て、ただただ食べ続けるんだ。
テーブルが綺麗になった頃、
これまた絶妙なタイミングで、
「今日も良く頑張ったわね。さあ明日に備えて家に戻って、ゆっくり休みましょ」
それだけの事なんだ、でも、僕には、とても重要な儀式なんだ。
君だけにしか、作ることの出来ない、この空間の中で、僕は一日を穏やかに終わらせることができるんだ。
