今月から全日空の制服が10年ぶりに新しい制服になりました。



以前ラウンジスタッフとして働いていた私は、

この新制服が世に披露される前に社内で行われた
事前お披露目&試着会に参加しました。

ちなみにラウンジは左から二番目の制服ですね。


時、その制服をみた時の第一印象はダサい!!の一言でした。笑


動きやすさなどの機能ははるかによくなったと感じましたが、

外国人のデサイナーが手掛けたというのもあってか、

日本の顔には似合わないデザインだな-と思っていました。


ただ、退職して、最近新制服をニュースなどでみかけると、

なぜかかわいいなと思ってしまい、

一度着てからやめればよかったなと少し感じました。


もともと、制服で空港勤務というのは憧れのシュチュエーションで

私自身、仕事内容うんぬんよりもその憧れありきで働いていた

というほうが強いです。

実際はどろどろ女性社会、立ちっぱなし、
ビールの樽変えなどの力仕事、レストランのホールのような仕事、

夜勤勤務、安月給など
あの制服でなければ働きたくないであろう内容ばかりでしたし、

後半は制服に着替えて髪をたばねる行為さえ、面倒でした。

実際に同期50人ほどいましたが、

半分以上は私のいる間に退職していきました。

もちろんこの仕事自体を楽しみ、

働いている方々はたくさんみましたし、

その方たちはを私はとても尊敬します。


ただ、この仕事を通して、私自身がやりたかった事は制服を着ることで

あって、この仕事自体ではないと痛感しました。

新制服を今、かわいいと思えるのも当事者ではなく

客観的な目線でみているからこそ、そう感じているのかもしれません。