日々是日記

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さいけんマンの日記ブログです

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まずはFISMというものを少し勉強しておかないとですね(^^)/

是非マジックに興味が無い方も、へーそんなのあるんだと目に止めていただけたらなと思います。


そもそもFISMとはなんぞや?ですが


FISMとは、FISM(フィズム, 仏: Fédération internationale des sociétés magiques,英: International Federation of Magic Societies)の略称で、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、北アメリカ、オセアニアの6大陸、50カ国以上、80以上の組織委員会、団体組織が加盟しているマジックにおける世界最大規模の連合体です。

FISMという言葉に統一された日本語訳は無いそうで、奇術師団体国際連合、国際マジック団体連合、マジック協会国際連合などと訳されることもあるが、FISMという名称が一般的で、3年に1度開催される「FISMマジック世界大会」をFISMという場合がほとんどです。

最大規模のマジックのコンテストでマジックのオリンピックとも言われています

二大会前までは本選のみでしたが、前回大会から各大陸ごとに予選が行われ、そこから上位数名が本線に進むという感じです

今年の11月にそのアジア予選が韓国で行われるわけですね


続きましてじゃあ世界大会とはどんな風にされるのか?です


マジックコンテストはまず部門別に

ステージ・マニピュレーション部門
ステージ・ジェネラルマジック部門
ステージ・イリュージョン部門

クロースアップ・パーラーマジック部門
クロースアップ・マイクロマジック部門
クロースアップ・カード部門

メンタルマジック部門
インベンション(発明)部門

の8部門でマジックコンテストが行われます

さらにステージ部門、クロースアップ部門は部門別の他に総括してグランプリが各1名ずつ選ばれる感じです


続きましてコンテストの審査方法です


コンテストの審査基準は

テクニカルスキル/ハンドリング(技術)
ショーマンシップ/プレゼンテーション(演出・表現力)
エンターテインメント/バリュー(楽しさ)
アーティスティック インプレッション/ルーティニング(構成)
オリジナリティー (独創性) 
マジック アトモスフェアー(マジックの雰囲気)

この6つの観点から審査員の方が公平かつ厳格に審査がおこなわれ、それぞれの合計点を出し順位を競います

審査はとても厳しく、それぞれの項目で高い水準のレベルの高さを求められます。演技の途中でも失格となる場面も少なくないそうです


大まかにこんな感じですね(^^)
久しぶりのブログの更新です(^^)


今年の11月に2015年にヨーロッパで三年に一度行われます、マジックのオリンピックとも言うべきFISM2015のAsia予選が韓国であります。

先日、日本代表としてまずはFISM Asiaのコンテストに出場される方も決まり、これからFISMシーズンに入っていくわけです。

今年は韓国までそのFISM Asiaを見に行く事に決めました!!

なのでこれから私設応援団として盛り上げていきたいなと思います!!
ブログの更新です(^^)/

よく臆面もなく「プロのマジシャンになるにはどうしたらいいでしょう?なれるんならなんでもします!」みたいな事を聞いてくる人がいる。なり方がわかってるんだったら、こっちが聞きたいくらいだ。はっきり言っていつの間にかプロになっていた人がプロになってるのである。

たいがいはみんな何らかの下積みでマジックをやっていたりする。そんな中から有能そうなメンツが先輩マジシャンに誘われて別なイベントや営業先に...で、そこからまた別なイベントや営業先にって感じで様々な所を点々としながら色々な場所で色々なマジックをやって(場合によってはやらされて)経験と実力をつけていくわけである。なんていうかマジック仕事人みたいな連中が出来てくる。だいたいこのあたりで年齢的には20をちょいと越えたあたり...ようするにみんな高校や大学をそっちのけでマジックにのめり込んでしまい、大学は行かないとか、行っても籍を置いてるだけみたいな感じ。まあ、音楽を目指す人なんかは大概そうだろうけど、3度のメシよりマジックが好き、そんな人なわけだ。

よく、「マジックが死ぬほど好きです」という人はいるけど、本当に好きかどうか?っていうのは現場に入ってみないとわからんもんである。マジックを披露する場所が無いのでストリートでやってみたり、ボランティア活動などをしているところに営業に行きお願いしてマジックを披露させてもらう・・・終わって家に帰ってからも翌朝とかまで黙々と反省、復習、練習をしてまた翌日ストリートやボランティアに行く・・・・みたいな

マジックをしていたらお客さんに絡まれた、邪魔されたとか、物を壊された、タネをバラされた、暴言を吐かれたetc...まあ、多くのプロの人がそういう結構悲惨な目を経験してるけど、別にみんな辛そうでもない。そういうのを乗り越えられるかどうか?が最初のポイントと言えばポイントかもしらん。失敗して師匠、先生、先輩マジシャン、スタッフの人に罵倒されたとか、そのくらいでめげてマジシャンを辞めてしまう人は結構多いものである。

あと先輩マジシャンがマジックをしてる時にしっかり演技を見ていないような人はプロにはなれません!マジックをしている横で、どうやって演技をしているのか?等をしっかり目で見て勉強している奴はたいがいプロになってます。

んじゃ、いったい最初のキッカケになるイベントや営業にはどうやって参加するのか?って言うとたいがいは自身の築いてきたマジック関係、知り合い関係のツテで呼ばれたとか、知り合いの知り合いが急遽マジシャンを探していたんで行ってみた、とかそういう感じだ。最近ではこれにインターネット等の募集記事なんかも含まれるようだが、安易な方法で知り合ったケースではバラける可能性も高いように思う。人づての紹介の場合、大体は紹介する人物の好みとか性格も含めて話が出るが、インターネットの場合、そういった下情報がないまま話が始まっちゃうから時として大問題が起こる事がある。例えばネット上で偉そうな事言ってるけど実際にはヘタレだったりお客さんにとんでもなく失礼な事などをして大モメになったという話を最近耳にする。

しかし、たまたまでも見つけた営業先でマジックが良ければ当然「また何かあったらお願いするよ」とか言う話にもなるわけで、そういった輪が段々と広がって行くわけだ。最近では知り合いからの評判、ネットだけの評判でお願いする場合もあるけどね。まあどっちにしてもこういうケースで知らない営業先のメンツの中に入った時に、「オ!」っと思うような演技ができればしめたもの。マジックの上手さ・エンターテイメント性の高さと性格の悪さではどちらを取るかは人によって違うだろうが、多少の性格の問題は置いといてマジックの上手さやお客さんを楽しませる事が出来るエンターテイメント性の高さを取るのが現状だろう。

だいたいにおいて上手い奴等は上手い奴等で集まるという法則がなりたっている。なぜかっつーと、仲間内の中に一人でも凄く上手い奴がいると、そいつが仲間全体を引っ張って全体が上手くなって行く。で、それについていけないメンバーは必然的に白い目で見られていき遠ざかるをえなくなる。そうなるとそこの穴を埋める人は前者より上手い人が選ばれる、という図式が成り立つわけだ。こうして上手い仲間はますます上手くなり、ヘタクソが集まる輪はマジック論の能書きや他のマジシャンの悪口ばっかりたれる集まりに変身していくわけである。

たいがいの場合、マジックの上手い連中はあこがれのマジシャンについて(演技理論だの技法の使い方だの)マジック的研究や議論はするけど、他人のマジシャンの悪口は語りあったりしません。もし、あなたの仲間内が練習やマジック論より人の悪口を言い出したらプロマジシャンへの道は一歩遠ざかったと考えるのが良かろう。

とにかく高校、大学時代にすでに「高校生の○○って奴はうまいぞ」みたいに噂に昇るような奴はたいがいプロになれる器をもっていて、上手いと噂のたった奴はいつの間にか他で上手いと噂のたってた奴とくっついてマジック活動を始めてたりするものだ。で、学生時代に麻雀パチンコなんぞに燃えたり女の子と遊ぶ事を生活の中心にもっていった奴は、たいがいプロになれていないし、なったとしても一時の一発ヒット屋がいい所だ。そういう奴に限ってプロになった人間に「おまえは良いよな?才能があって...」なんぞとこぼすわけだけど、そういう時、私は心の中で「お前がマージャン研究に没頭してる時、俺はマジックの練習、研究に没頭してただけさ」と口には出さずとも思ったりするわけだ。

で、上記のように先輩、知り合いにいきなり呼ばれて行ってマジックをするというチャンスに恵まれた時に期待を上回る実力があるかどうか?は大きな問題なわけだ。またマジックである程度実力が認められてれば、噂や知り合いからの要請でマジックのイベント出演や仕事が舞い込む事もあります。しかもそのチャンスは何時めぐってくるかわからない。したがって常にチャンスをつかめるように日々の練習を怠らないように。現場に行って「いや、いつもはもっと上手く出来るんですけど...」なんて言い訳は一切通用しないので念のため。

さて、それでは何時頃がプロへの別れ道か?っていうと大体年齢で22~35歳、ここがポイントだと思う。少なくとも私の周辺でプロになった人間はたいがいこの頃に将来の方向性にはっきり動きだしていた。私はマジック関系の知り合いのツテでマジックバーにレギュラーで入れてもらいながら月に数本の営業を取り、一緒によくやってた○○氏は営業専門のプロマジシャンへ、ってな感じだ。この時点までにどこかしらのマジック関係者や仲間に紛れ込み、何らかの業界コネクションができてないとつらくなってくるだろう。

というわけで、私の持論としては30歳までになんとかなってなかったらプロマジシャンになるのはあきらめましょう、という事です。もちろん天才に属する人はこの限りではありません。何歳になっても関係ないです。でも天才は多分何万人に一人の割合でしかいないと思うんで、やっぱ30歳になっても目が出なかったらちょっと人生について考え直してみるのが良いと思いますよ。

あなたが30歳を過ぎていて、まだ芽が出ていなくて、しかも一流のプロになりたいと思っているなら、悪い事は言わないからあきらめましょう(くどいようだけど天才はこの限りではない)。二流、三流でも良いならいいかもしらんけど...ま、幸せかどうかの判断は個人の心の持ち方ではある。でも二流、三流はたぶん辛いよ!30を過ぎてマジシャンとしてマジックをして月に数万稼ぎながら副業アルバイトに日雇いの仕事したりとか...

でもまあ、ようするに「自分が好きで納得してやってるなら勝手にやってちょー!」というどうしよもない結論で本文を終わらせていただきまする。


なかなかに本質をズバっとついている記事で興味深いなと思いました。
ナルホド!と思った所だけ参考にしてください!