和装で前撮りはぜったいにしたい
と思っていて、結婚が決まった最初の頃は、今風の可愛い色打掛を着たい
と漠然と思っていました
こんな感じ
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今見ても、やっぱり淡いピンクや白などの色打掛は、本当に本当に可愛いと思います


だけど、ある時たまたま見つけたこちらのサイトを見て鳥肌が立ちました
(せっかくなのでリンク貼っておきます)

このサイトの文章はちょっとわかりづらいので、わたしなりの解釈でもっとわかりやすく簡単に説明します



近年では、白無垢を着ることの意味は、純粋で真っ白なまま相手の家に嫁ぐ、相手の家に染まるように、と考えられているのが一般的なようですが、実はもっと奥の深い意味があるとのこと。

それは、白無垢を着て綿帽子をかぶり、綿帽子の下には角隠しという髪型をしますが、その角とはすなわち鬼=あの世を意味するとのこと。
また、綿帽子で顔を隠しているのは、お墓参りや死んだ人が戻ってくるのを意味するとのこと。
なので、角隠しをしてその上から綿帽子をかぶる白無垢姿は、白装束=死んだ人を意味します。

しかしそのあとに真っ赤な色打掛に着替えて(お色直しをして)出てくると、綿帽子も角隠しもなくなります。
鬼の角がとれたのです。
そして、赤は生まれ変わった赤ちゃん、血液を意味します。

これらが意味することは、
「自分が生まれた家の娘としてはいったん死に、そして新たに血を入れて甦り、嫁ぐ家で生きる」
という考えです。

なので、白無垢を着たあとには必ず赤い色打掛を着る、もしくはどこかに赤い色をとりいれる。
でないと、生まれた家の子として死に、嫁いだ先でも死んだまま鬼でいることになるので、嫁ぎ先でうまくいかなかったりする、と言われているそうです。



この文章を読んだ時に、本当に鳥肌が立ちました
白無垢を着て、赤い色打掛を着る。
ちょっとしたことだけど、それによってすごく考えさせられ、嫁ぐことを心から実感し、身が引き締まる気がします。

日本のそういう考え方、文化、素敵だなあと思いました

なので、前撮りでも白無垢を着て角隠しをして綿帽子を被り、色打掛は真っ赤なものを着ることに決めました

日本の結婚式や和装には、こんなに素敵な意味があるということをぜひプレ花嫁の皆様にも知ってもらいたくて、この記事を書きました

前撮りスタジオについては次の記事で書きます