ずるいよ
別れ話の途中なのに
あんなに可愛く笑うの
苦しいよ
もう終わりなのに
毎日ご飯食べなよとか
悲しいよ
もう見れないのに
見たかった髪型にするなんて
情けないよ
笑顔で幸せになれよって
伝えて終われなかった自分
悔しいよ
最後の一言は
君のありがとうだった
忘れられないよ
助手席の窓のそと
手を振る君を
ベッドがひろい
部屋は静かで
君と選んだ明かりと
君の歯ブラシが
君といた時間を思い出させる
浸る感傷は
優しいばかりで
眠りから覚めて携帯をみても
いつものおはようはもう来ない
わがままに振り回されて
怒られてばかり
自分勝手で泣き虫で
ああ
そっか
そんな君だから
君との時間が
幸せだったんだ
ごめんな、幸せに出来なくて
ありがとう、幸せをたくさん
きっと忘れないよ
過ごした時間が無駄にならないように
君が教えてくれた
人の愛し方
君が教えてくれた
愛される事の喜び
君にしてしまった傷つけること
君が最後にくれた
この辛さと苦しさ
今はそれすら愛しいから
僕はこれからまた歩いていきます
いまより少しだけ
胸を張って
きみの幸せを
胸に祈って
ありがとうございました
届かない言葉を
声に出さずに何度も何度でも