今日は私の教育センターでアスペのキングとアスペの母(私)のダブル面談。

緊張する💦💦

同じアスペのお子さんのママ友にLINEしたら以外な返信

「ルーさんが子供の頃に困ってたことを話せる場があったらなんて話してた?」

初めて考えた

このママさんには本当にいつも助けられている


あの頃の私…
今思うと明らかに周りと違ったこと(小学生の頃)

①なんで周りの同級生はこんなにアホばかりなんだろう
(失礼過ぎる!)
と、思っていた

②興味関心のあることが全然違った。
周りがジャニーズのなんとかくんが〜❤️
とか理解できなかった。
好きな映画は日本の戦時中のこと。
好きな本は山崎豊子
特に「二つの祖国」
「不毛地帯」
心理学の本


③仲良くなったと思ったのに相手が自分から離れていってしまうこと。
なにが悪かったのか理由が全然わからない
コレは今もある


ああ…
共通点あるじゃん
昨日キングが言ってた
「ボクは正しいことをいってるのに!なんでボクが悪くなるんだ!」

キング…
ごめん…
ママはもっと早く気付いてあげるべきだった

一緒にお風呂に入ってゆったりした気持ちで話をした。
ママが子供の頃の話


ママは学校の先生が大嫌いだった。
理不尽で教室の中で与えられた権力を振りかざす教師の話

なんで?どうして?
と聞かれても子供が納得できる答えを話せない教師

キングの担任は全てを
「はぁー?ルールだからです」
で終わらせるのだそうです。

キングが聞きたいのは
「なんでそういうルールがあるのか?」
でした。

先生が白といえばカラスは白!

そんな時代はとうに終わっています。

そして
「先生がそういうなら…」
と言うことを聞けないのがキング。
なぜなら納得していないから。

おかげで通知票は
「え?なんで?」
という結果

今年全国テストがありました。
算数、国語、満点です。
普段のテストも満点です。

先生の言う事を聞かないと勉強が出来てもこういう結果になるのね。
全然大丈夫です。
だって私もそうだったから。


キングには小学校入学して直ぐにこう言いました。

「先生のいうことは聞かなくていいよ。そのかわり自分で考えて正しいと思うことをしなさい。」

え!?って思いますか?

でも私が小学生の頃に言って欲しかった言葉です。

アスペルガーなんて言葉がなくてiQに問題がなければ「普通」
という判を押されたあの時代に苦しんだ私が言って欲しかった言葉です。





昨日キングと大喧嘩しました。

キングはアスペルガー症候群とADHDの合併
(最近分かった)

こだわりが強く、好き嫌いがはっきりしている。
記憶力が半端なくいい
悲しいという第一感情を通り越して一気に怒りの感情に振り切れてしまう
でも一通り怒ると「悲しい」になります。

そう、医学的に言われているのと反対なのです。


キングは某有名進学塾に通っています。
楽しいらしいです。

が、夏休みに中間反抗期が来てから勉強しなくなりました。

昨日も
「バツ直しやろうねー」
を何回言ってもやらず
隣に座って
「あ、ここはこれがあるからこうなるんじゃない?」
などと教えても床に転がり
「聞いてる…やりたくない」

「まず座ろうか」
と忍耐強く促しなんとかやりました。

が!
学校の宿題が終わっていなかった…

ここからがもっと大変です。

キングは「書き写す」のが大嫌い
私(ASD)も大嫌いだったー
意味が分からなかったー


途中私の中で何かがプチっていったんですよ。


「入ってこないで」
そう言い残し自室に籠りました。

が、一度切れた何かが治まらず
家を出ることにしました。
料理途中だったので火を消しに行くと

黙々と宿題をやるキングの姿

それを横目に家を出ました。


泣きたい
全てを終わりにしてしまいたい

ASDの私は完璧主義者です

子育てに関しては50%できたら100点!と言い聞かせてきました


が、限界です

毎日毎日息子のよくわからないこだわりに振り回されて
よく分からないことで怒られて


携帯が鳴りました
メールです

「ママしなないで」

ASDとADHDが合併している息子には分かったみたいです。


「ママキングは今でもママが大好きです」


こんな子遺して死ねませんでした。


私が居なくなったらこの子を理解してくれる人間はいるのだろうか


自宅に帰り泣きながら土下座して言いました。
「ママはもう無理です。塾を辞めてください」
「塾の勉強しないなら辞めてください。」
「毎日毎日勉強してって怒ったりするの疲れました。お願いします。」

プライドの高い私が産まれて初めて土下座しました。



その後一緒にお風呂に入るまでに決めて欲しいと伝えて夕食後、一緒にお風呂に入りました。


「ママにお願いがあるの。夏休みの時みたいに時間割を書いて欲しいの」
「突然、はい!やるよー。って言われるとびく!ってなっちゃう。だから何時から何時に勉強する。って書いてくれたら心の準備ができるから」


あーーーーー
本で読んだ
予定外のことが怒るとパニックになっちゃうやつ


夏休み中は規則正しい生活ができるように
スタディプランナー
というノートを使っていました。


「わかった。ママも頑張って書くから、キングも頑張れる?」

「うん!」
と屈託のない笑顔で答えてくれました。


ごめん…
ママが分かってなかった…


周りからはママもASDならキングのこと分かっていいよね。
などと軽く言われます。

でもね、私のとキングのと全部同じわけじゃないし
「あー、わかる!」
ということの方が少ない

母親だけどASDだから人の気持ちがわからない


あー、この葛藤疲れたなー





参考までにキング好みの時間割を写メしておきますね
ハリーポッターが大好きなキング
初めてのUSJ & 大阪です!


もちろんキングのアスペ炸裂です!

朝から白シャツにグリフィンドールのローブ、手にはシリウスの杖を手に意気揚々と出かけました。


映画は炎のゴブレットまで観ています。
流石にその後からは子供には怖いだろうと思い隠してあります(笑


しかもキングは記憶力が良い!
むしろ無駄に良すぎる!


ハリーポッターゾーンに入ったところから
「あ!あれロンのお父さんの空飛ぶ車だよね!」

「9と3/4番線だー!」

「この爆発ボンボンって…」

止まりません…


スタッフさんが引くぐらいです…

「よく知ってるねー( ;´Д`)」

「うん!ハリーポッター大好き!
杖はシリウスブラックなんだよ!
シリウスブラックはハリーのお父さんの友達でね
ハリーポッターの名付け親なんだよ!
でもね、ペテグリューに騙されてね……」

と、喋り続けます…


でも流石ハリーポッターゾーンのスタッフさん!

ちゃんと聞いてくれました!Σ(□`;)

さらにキングの知らなかった何かを話してくれたらしく喜んで戻って来た(←途中から近くのベンチに座り見守りました)キング


今度はその話をママに話してくれます…


もう!入って5分でコレですから!
先が思いやられます。


まず最初に3Dのクディッチに参加するアトラクション(名前が覚えられない(_д_ll)


「楽しかった!もう1回乗ろう!!」

ママとパパはかなりグロッキーなこの乗り物にやられまして、もう乗りたくない…


気を外らせる為にあの大きい鳥のコースターに行きました。

「あ!ハグリッドのお家だ!あれ?あのカボチャ畑はどこ!?」

どうやらアズカバンの囚人の時の事を言っているらしい…



ハリーポッターエリアはそんなに広くもないし
正直1日はいられません(主人は)

なのでスパイダーマンはミニオンなども見せようとUSJを1周回りましたよ!

ところが10分に1回は
「ハリーポッターに戻りたいんだけど」

と言われ続け…

主人も諦め…


またハリーポッターエリアに戻りました。


この日は10時間以上ハリーポッターエリアにいました…


とりあえず本人が楽しそうで良かったです(笑