
混沌から破壊へ
破壊から再生へ
新たなる舞台へと移り行く。
避けられぬ循環
宇宙の法則である。
<作者より>
世界中が新しい秩序へと動き始めている。
ふたたび、帝國という巨大な力同士のぶつかり合いが始まるのか。
新しい時代へ移るには
破壊され再び再構築されるのが
どんなことでもあてはまる宇宙の法則かもしれません。
これからは自分が立っていなければ
あっという間に流せれてしまう時代がやってきます。
メディアに頼らず、今起きていることを
自分の目で確かめ
思考し、ものさしを作らなければなりません。
むずかしい時代です。
BGMは
Kenji Kawaiが甲殻機動隊という映画で使った曲です。
洋風にアレンジした作品が多い中
大和言葉を使い
日本独特のハーモニーが美しい。
コーラスの姐さん衣装がなかなか粋です。
太古の人々は
自然の恵みに感謝しつつ、天災を恐れていた。
ときおり起こる干ばつや洪水。
人々は自然の脅威を抑え、共存することを願った。
そういう想いが河の形に似た{大蛇}を、
自然の象徴とし崇めるようになった。
時は過ぎ、
人類は知恵や技術によって
自然の驚異を制御できるようになってきた。
自然を克服し越えたと意識しはじめた人々。
今まで自然の象徴としていた{大蛇}や{蛇}が
悪の化身として摩り替わってしまったのだ。
蛇が悪の化身として生まれた有名な神話。
ゴーゴン三姉妹「メドゥーサ」の物語。
ゴーゴン三姉妹のひとり、絶世の美女メドゥーサ。
中でも美しい髪を持つメドゥーサが
海の神ポセイドーンの寵愛をうける。
しかし、ポセイドンの妻であるアンピトリテの憎しみを受けている上、
さらに、白馬に姿を変えたポセイドンにアテナ神殿に連れられ、
神殿の中で交わってしまった。
神殿を冒とくされたアテナも怒り、
メドゥーサは姿を醜く変えられてしまった。
メドゥーサの目を見た者は石に代えられてしまうという。
妖怪メドゥーサを人々は恐れた。
妖怪の英雄ペルセウスは、
ポリデスク王に結婚の祝いで
メドゥーサの首を持ってくることを約束する。
ペルセウスはアテネに呼びかけてもらい、
ヘルメスから青銅の鎌形刀を、
スクテュス河のニンフ達から翼のあるサンダルと、
被ると姿の消えるハデスの黒いかくれ帽子、
メドゥーサの首を入れる魔法の袋キビシスを、
アテネからは表面が鏡のように磨かれた青銅の盾を借り、
グライアイから目を奪い、
脅してメドゥーサの居場所を聞き出すとそこへ向かった。
ペルセウスは盾にメドゥーサを映し、
それを見ながら近づき、首を切り落とした。
この後、メドゥーサの首から滴り落ちた血は毒蛇に変わり、
海に落ちた血は赤い珊瑚に変わってしまった。
<作者より>
昨年海で拾ってきた海の石と
余ったままの石膏粘土で何か作ろうかと思い、
石の形状から
メドゥーサの首の話を思い出し作りました。
蛇を神の使者として祀られていた時代は
自然の恩恵と脅威を感じつつ
共存していたことでしょう。
今も自然を克服したとはいえません。
けれど、自然との共存ではなく
消費することで文明を維持し続けています。
ときおり自然が示す自然の脅威は
人への警告かもしれません。
期末試験も終わり、早々に帰宅したオレ。
試験から解放されて気分よく階段を駆け上がり、
部屋のドアを開けて愕然とした。
部屋の中が綺麗に整理整頓されていたのだ。
オカンには勝手に部屋の中に入るなと言ったのに、
部屋が綺麗になったのだから、
少しは喜ばしいことなんだけど・・
しかし、喜べないことがある。
本棚には月ごとに並べられたムフフな本、
100均でよくあるCDラックには
ムフフDVDが綺麗に整理されていたのだ。
この秘密のコレクションは
ベッドのマットの下に並べて隠しておいたのに・・
気まずい。
「トントン」
ギクッ。
「マサカズ、あんた風邪でもひいたんか?」
「あ? 何のことや」
「あんたのゴミ箱にティシュが散乱しとったで」

「んあ・・ちょい鼻水出ててな、ズズッ」
き・気まずい、メッチャ気まずい。
鼻をかんだティシュじゃないことは、当然わかってて聞いているのだ。
「あんた、部屋ん中、もーちょい綺麗にしとかんと
彼女連れてこられへんでー」
ムカッ。
「ほっといてくれ! 勝手に部屋ん中入るなって言うたろ!」
「綺麗にしてもらって、その言い草はなんなん?」
トントントンと階段を降りていった。
「ほっ」
んー、これから夕飯を食べるのに顔みせなきゃダメだ。
どうせなら、「風邪をひいたので夕飯はいらない」と言おうか。
わかりやすい言い訳だよな。
しかし、オカンに逆らったらロクなことがないからなー。
といろいろ考えているうちに
窓から差していた日の光がなくなり、
日が暮れた。
「マサカズ! ご飯やでー」
「はっ、はーい」
しかたがない適当にやり過ごすか。
いつのまにかオトンも帰宅し
食卓のいつもの所に座っていた。
オレも顔を引きつらせながら
いつもの定位置に座る。
「マサカズ、なんか顔色悪いで
なんかあったん? やっぱり風邪?」
「う・うん、そうみたいやわ」
ラッキー、なんとか乗り切れそうだ。
さて、今日のオカズはなんだろな?
ミートボール2つと特大フランクフルト、
山芋を剃った白くてネバネバのやつに
デザートは桃・・
うっ、オカン意味深なことを
「・・・・・・」
「モノが勃ってるのを、物語ってる」
「性交に成功」
「プププ、4点」

オトンまで、何? そのエロおやじギャグ
しかも何点満点の4点?
ダメだ、追いつめられていく・・
「ピンポーン」
「宅配便でーす」
「あっ、ワシが出るわ」
少し慌て気味のオトン。
「待ちっ、ワタシが出るわ」
オカンが立ち上がる。
オトンの顔色が変わった。
「なーに? コレ」
オカンの手にはムフフなDVDが数枚。
オトンがオカンに吊るし上げられている間に
即座に食事をすませ、自分の部屋に逃げることができた。
なんだかわからないけど、ナイス! オトン。

<作者より>
久しぶりのオトンとオカン、いかがでしたか?
ずいぶんと間があきました。
今回のネタは
男子にありがちな出来事。
ほろ苦い想い出かな^^;









