TVドラマ「絶メシロード」第2話に登場した大衆食堂とみ。

このドラマを昨年UNEXTで観て以来、ずっと気になっていたお店でした。

初回放送は2020年1月31日(金)。少し時間は経っていますが、印象に残ったあの回の雰囲気を、自分の目で確かめてみたくて、訪ねてみることに。


まずお店に到着して目に入ってきたのが、この看板。



このセリフ、実はドラマの中でも登場人物が実際に口にしていたもので、

看板を見た瞬間に「ここだ…!」と、自然とテンションが上がります。



建物のたたずまいも、まさにドラマに出てきたそのまま。

のれん、入口の雰囲気、周囲の緑も含めて、映像で見た情景としっかり重なってきます。




店内に入ると、そこにはドラマの世界観がそのまま残っていました。

使い込まれたテーブルや照明のあたたかさ、店内に漂う静けさ――

画面越しで感じていた空気が、現実として目の前にある不思議さに、思わず見入ってしまいました。


そして、今回どうしても食べてみたかったのが、作中にも登場していたポークソテーライス。




厚切りの豚肉に甘辛いタレがたっぷり。

香ばしく焼かれたお肉は想像以上にやわらかくて、ごはんがどんどん進みます。




ごはん、味噌汁、浅漬けもセットになっていて、昔ながらの町の定食という感じがたまらない。

一口ごとに、ドラマのワンシーンが頭に浮かんでくるような、特別な食体験でした。

こういう味、こういう空気、今の時代だからこそ大切に残っていてほしいなと感じました。


昔ながらの雰囲気を大切に守っているお店は、今では本当に貴重な存在です。

華やかさはないけれど、落ち着きと安心感に包まれるような、心に残る時間が流れていました。


自分が観たドラマの一場面に、実際に触れるような旅。

思い出と現実がつながるような、そんな感覚を味わえた一日でした。


【訪れた場所】

大衆食堂とみ

〒292-0053

千葉県木更津市椿509-5