基礎がある程度分かってきたところで、5文型の応用を勉強していきましょう。
どちらの文型も目的語を持っています。
この目的語をうまく使うと、書き換えを作ることができます。
公式は以下の通りです。
第4文型 S+V+O(人)+O(もの・事)
= 第3文型① S+V+O(もの・事) to 人
= 第3文型② S+V+O(もの・事) for 人
ここで大事なのは目的語の語順と、前置詞 toとforどっち使うの?ということ。
それを理解するために前置詞についてちょっとお話したいと思います。
2つのイメージを見比べてみて下さい。
【to】
矢印が〇に刺さっているのが分かりますか?
このイメージが to で、ざっくりとした意味は「方向・到達」です。
シンプルに方向を表し、時に到達し、それ以上でもそれ以下でもありません。
【for】
to と限りなく似ていますが、これが for。
でも矢印は刺さっていません。あっちに行こうかな、という状態。
つまり「目標であり目的」です。
ここでもう一度、公式の確認です。
第4文型 S+V+O(人)+O(もの・事)
= 第3文型① S+V+O(もの・事) to 人 【give型】
= 第3文型② S+V+O(もの・事) for 人 【buy型】
①と②、どちらを使って書き換えるかは、動詞によって決まります。
動詞の持つイメージが、to と for、どちらに寄っているか考えるのです。
give「与える」は、誰かから誰かに何かが到達したってことですよね。
なので前置詞は to を使います。では例文を見てみましょう。
ex) 第4文型 He showed us his photo.
S Vt O O(もの)
↓
第3文型 He showed his photo〈to us.〉
S Vt O(もの)
どうですか?show「見せる」も give と同様に、誰かが誰かに何かを見せて、
情報が伝達(到達)した感がありますよね。では次。
ex) 第4文型 She made us a dinner.
S Vt O O(もの)
↓
第3文型 She made a dinner〈for us.〉
S Vt O(もの)
これはどうでしょう?
作るという動作だけではまだ相手側に到達しない感じがしませんか?
相手のためにご飯をつくる。このイメージです!
それを食べてくれた(到達)かどうかはまた別の話です。
もう少し違う例文で to と for を見てみましょう。
ex① He went to London.
ex② He left for London.
このニュアンスが掴めれば、ネイティブ的感覚がついてきてますよ!
①は「彼はロンドンへ行った(←実際ロンドンに到着している)」
②は「彼はロンドンへ向けて出発した(←ロンドンの方向へ行った)」
②はこの文だけでは実際にロンドンに到着したかまでは分かりません。
とりあえずロンドンを目的地にして向かった、でももしかしたら美味しいソーセージが食べたくなってドイツで寄り道するかもしれない。という意味を含んでいます。
前置詞は辞書に載っている意味を覚えて使えるようになるわけではありません。
イメージをきちんと掴んだ上で、自由自在に使えるように頑張りましょう!

