蝉の声耳はてなマーク

今日は、姪っ子のピアノレッスンの日。私が甘やかしすぎたので、本当にノロノロ上達中。レッスンに来るとまず、学校の宿題をやりますが、これを見るのが、とても楽しい!!ああ、こんな風にして、うちの生徒たちは勉強してきたのか、と非常に参考になります。中でも楽しいのは“音読”。主に国語の教科書を読むのですが、これには私はウルサイのです。

句読点を無視して読む、これは現代っ子の特徴。授業中に教科書をよく読ませますが、句読点を無視し、イントネーションもなく平淡に読むので、なんだかこう、不完全燃焼というか、んぐぐぐっっDASH!てもやもやを吹き飛ばしたくなるのです。

この、イントネーションのなさは、イコール感情の薄さ、または、感情はあっても出しにくい環境、微妙なコミュニケーションをとらざるを得ない生活の表れではないか、と大袈裟ですが思います。そりゃあ、私の子供時代も同じ部分はありますが、今は、それに拍車がかかっている気がしてなりません。

もう一つ、イントネーションのない理由は、標準語でないイントネーションの勘違いファッション化。これは大きいと睨んでいますG

「カレシ」とか「〇〇じゃねっっ」とか、明らかにどこかの方言だ、という抑揚、イントネーション。その言い方だと、今っぽいわけです。特に各地方から集まってきている都会においては、カモフラージュの意味も含め、本当は方言のイントネーションをイケイケの感じで言うと、さらに、テレビに出ている人たちやイケメンが言うと、カッコ良く聞こえてしまうのですね。言葉は生きていますから、いろいろ変化して現代に至っているので、今さら言う事でもないかもしれないですが、気づき始めると、面白いというか・・・、標準語で話すとどうなるのだろう、と曲を書くときなど思うわけです。

あれ??テーマと違う事をまた長々前置きで語ってしまいました。そう、それで、姪っ子の音読は、小1のころから、私が見本で読み、「こうすると、より楽しいでしょう?」と違いをわからせながらやってきたので、自慢ではないけど、とっても音読が上手ですニコニコ そして、歌もとっても上手なのです音譜 こればかりは、小さいときから私の歌を聞いているので、環境でしょうか。

そういうわけで、ピアノはちっとも練習してこないですが、毎週楽しくレッスン。で、うちへ帰ろうと外へ出たとき、

「あ、蝉がいっぱい鳴いてる」・・・え~耳はてなマーク

残暑まだ厳しいけど、外で鳴いていたのは、鈴虫などの秋の虫たちでした・・・。本気で言ったのか、はたまた、ただ間違えただけなのか。。。不明です。おそらく、後者。

マンション暮らしの彼女には、夜なか中聞こえる虫の音が、わからないのは当然かもしれません。秋の足音を感じる、自然の音です。残念ながら虫は大の苦手ですが、秋の虫の音だけは、ちょっとホッとする、音。

みなさん、家中の全ての音を消して、虫の音を鑑賞してみてはいかがでしょうかお月様