らぶ昭和の大歌手・二葉あき子先生訃報。


広島原爆投下時、広島にいながら、汽車内にいたため奇跡的に被爆を免れた先生が、広島の地で、終戦記念日の次の日に亡くなった・・・。まるで何かを訴えるかのように・・・。


何年か前、NHKのラジオ深夜便を聞いていた母から、「すぐラジオを聞きなさい」と連絡があり、早速聞いてみると、二葉先生の若い時の演奏を特集で放送していました。二葉先生は、東京音楽学校(現・東京藝術大学)の声楽科を卒業、しばらく音楽教師をした後、歌謡歌手に転向したので、若い頃は、それはそれはとても美しいソプラノ。童謡や日本歌曲の素晴らしい歌唱がラジオから流れてきて、感動しました。私が歌っていたお店でも先生は『めんこい仔馬』を歌ってくれました。日本の歌曲をとてもとても大事になさっていたのです。

前にもブログで書きましたが、歌うことの真髄を教えてくださった先生。ジャンルや歌唱法ではなく、何を、どう伝えるか、気持ちはどうあるべきか、どう臨むべきかを、何気ない一言で笑顔で教えて下さったことを、今一度、心の根っこに深く、深く、持ち続けたいと思います。

二葉先生!天国でも、『さよならルンバ』をステップ踏んで、元気200%で歌っていらっしゃいますよねビックリマーク

100歳でも恋をしていそうな目、カルメンであり続けますキスマークドキドキ

頑張るぞうアップ