今年の採用活動で出会った数十人の学生と面と向かって話をして感じたのは色々な学生がいるなと思いました。
良くも悪くもです。
自分自身1年目はすぐに辞めそうだと先輩方に思われるような美容師だったので偉そうなことは言えませんが、緊張している人しない人、笑顔が自然な人ぎこちない人、空気を読める人読めない人、姿勢がいい人悪い人、素直な人素直じゃない人、反応がある人全くない人・・・
本当に色々な学生を見ることができました。
昔から「最近の若者は・・・」という言葉を耳にしますが何も変わってないと思いました。
時代によるある程度の方向性はあるものの、個人ごとで見ればはっきりとした個性がありました。
色々な人がいてそれぞれに色々な面を持っていて、それらが美容師としてプラスになる部分が多ければ美容師に向いているといえると思いますが、変えることも可能だと思います。
本人の『変える』という強い意識が必要ですが。
様々なお客様がいる中で色々な美容師がいることは当然だと思います。
話し上手 聞き上手
穏やか 短気
素直 頑固
そんな中許せないのがお客様の要望に応える技術力がない美容師です。
もちろん髪質や毛量などによって難しい場合もありますが、最低限の技術力がない美容師は
自分は上手いと勘違いしている美容師か
上手くならなきゃいけないなぁ 上手くなりたいなぁと
思うだけの美容師です。
自分の立ち位置がわかっていない人は自分の中で上手いと思っているので自分の中では目標に到達してしまっている人。
目標に到達しているので頑張る必要がないと勘違いしてるんですね。
上手くなりたいなぁと思うだけの人はニートが金持ちになりたいなぁと
言っているのと変わりません。
どちらにしても向上心がなさすぎる。
どのステージでも自分に対して謙虚で
どうしたらもっとよくなるか考え実践して、
昨日よりも今日今日よりも明日と
向上していく意志がある人がプロだと思うので
前述したような美容師は嫌いです。
向上していくための手助けが先輩のアドバイスだったり
店長の環境づくりだったりするわけで
それぞれがそれぞれのステージで向上していかなければ
いけないと思っています。
一つの事柄に正解がいくつかの場合がある時があります。
その場面でこういう考え方もありだけどそういう考え方もありだね。と
自分の考え方と違う時に相手が何を伝えたいか理解することと受け入れられる素直さがあれば議論してお互いに向上することができると思います。
今年は二人採用しました。
選考基準はLussoの理念や美容師として大切なことを
伝えた時にこちらの伝えたいことがきちんと理解しているか価値観を共有できるか見ました。
価値観を共有できる人は聞いてる表情にも温度があるので、伝えている時に、わからない事があれば
わからない顔をしてくれますし、わからないということをきちんといってくれます。
二人とも今年就職ガイダンスで聞いている時の印象は
上位10%以内でした。
採用活動を振り返って思ったことは
価値観が共有できればお互いに魅力を感じるのかなと。
二人の美容師人生に大きな影響を与える立場という
責任を感じながらスタッフ全員頑張りたいと思います。
スタッフ全員頑張っていきたいと思います