最近子どもが動物に興味津々!!
今が「いのち」のお勉強の始めドキ…?
でも生き物を飼うって簡単じゃないし、
いざ飼育してみてもどう伝えていけば良いだろうか……。
そんな疑問、子育てをしていれば誰しもが通る道ですよね。
この記事では、
元保育士であり現在は2児の母として、
爬虫類たちと暮らす筆者の経験をもとに
「子育てと生き物飼育」の
リアルな向き合い方についてお届けします。
初投稿。今回は…
あえて隠さず見せる、生き餌を与える「残酷な場面」
わが家には、
レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)の「おいもちゃん」がいます。
私は2歳の息子に、おいもちゃんへ
生き餌(コオロギ)を与える残酷な場面をあえて隠さず見せることにしました。
なぜなら、生き物の死を
「ただ怖いもの」として遠ざけるのではなく、
「いのちを繋ぐ意味のある行為」だと伝えたかったからです。
「可哀想」の先にある、守るための決断
先日、普段与えている冷凍コオロギが底を尽き、ショップでも売り切れ。
仕方なく「生き餌」を購入しました。
そして給餌の際、
私は容赦なく、2歳児の目の前でコオロギの頭を潰しました。
※生きたコオロギはそのままだと、生体に噛みつき怪我をさせる恐れがあります。それを防ぐために頭をもぎ取る、または潰す必要があるのです。
母の行為に少し驚いた様子の息子へ、
私はこう語りかけました。
「可哀想だよね。でもね、おいもちゃんのお口にガブしちゃうと、ケガをしちゃうの。お口が痛いともうご飯が食べられなくなっちゃうかもしれないんだよ。コオロギさんに、ごめんねとありがとうをしようね。」
丁寧に言葉を選びお話しましたが、
正直2歳児にどこまで理解できたかはわかりません。
なぜならその時の彼の表情はすでに
「戸惑い」から「好奇心」へと変化していたからです。
「僕もやる!」好奇心が大勝利を収めた日
それからは「僕もやる!」と息巻いて、
まだ少し動いているコオロギに怖がりながらも、
ピンセットで一生懸命掴もうと悪戦苦闘。
この日は、恐怖心よりも好奇心が大勝利を収め、
楽しそうにお世話を終えることができました。
驚いたのは、その日の夕飯時です。
息子の口から、
「おいもちゃんも虫食べたね」と昼間のエピソードが飛び出したのです。
これはチャンス到来!
「そうだね。今おててを合わせたいただきますも、コオロギさんごめんね、ありがとうとおんなじなんだよ」
と、改めてお話をすることに。
真剣に聞いていた息子も
パチン!と手を合わせて大きな声でもう一度ご挨拶。
とても理想的な体験学習になりました。
ごまかさないことが、子どもの豊かな未来を作る
まだ2歳児、されど2歳児。
スポンジの如くたくさんの経験を吸収し、
人間としての基盤を作っていく今の時期だからこそ、
ひとつひとつを誤魔化さずに向き合いたい。
爬虫類飼育という、
少しマニアックで残酷さも孕んだ体験は、
将来を豊かにする、
子どもにとって非常に貴重な「授業」になると信じています。
