「誰かとお話ししたい。でも誰に話したらいいかわからない。たとえ話しても、ブルーな気持ちを人に与えてしまうだけ。”大変だったね。こんなのもう考えなくていい“と言われるだけかな。
しかし、考えないことイコールなかったことではない。事実はそこにある。傷口もひらいてある。」
「じゃ、その聞き手にどうしろって言うのよ」
「ならば、それと向き合うことができるのが結局自分自身だ。所詮、人間はひとりぼっち。時間が全てのことを過去にする。」
「しかしね、少しだけ事実を知ったら、止まらないんだよ。全ての真実を追求してしまう。あ、そういえばその時…っていうような思い当たることがあるんだ。」
「もう、寝たら?全てをありのままに受け取って。」
「寝つきが悪くてね。やっぱそれ飲む。」